『色々考えたけど、やっぱり会社を辞める!スムーズに辞める方法を教えて!』
『…辞めると言っても、一緒に働いていた人になるべく迷惑かけたくないな』
『もう考える余裕もないし、心身ともに限界。今すぐ辞める方法はないの?』
こんな疑問・悩みを解消します!
今回は「色々考えたけどやっぱり会社を辞める!」…と強い決意を固めたあなたへの記事です。
記事を書いている私は、これまでで2回会社を辞めています。
『退職を決意~実際に会社を辞めた実体験』に基づいた情報をまとめました。
- 損をなるべくしない退職の考え方
- 後腐れなく退職できるための事前準備
『後腐れ・損を可能な限り抑えて退職するためのポイント』を5つのポイントで解説します!
あらかじめ知っておくだけで「辛い環境からいつでも脱出できる安心感」を持てるのはもちろん…
『会社』にばかり囚われ過ぎず、自分だけの強い軸を持ち続けられる!
こんな利点もありますので、是非最後まで読んでみてください。
「会社の人になるべく迷惑をかけずに辞める」ための方法も紹介していますよ!
【退職への事前準備】会社はこうやって辞める!
「会社を辞める!」と決意してから、実際に退職するまでの「大まかな流れ」はこちら。
- 会社(直属の上司)に退職の意思を伝える
- 会社とのすり合わせを行い「退職日」を明確に決める
- 転職活動の準備を始める(転職サイト・エージェント登録)
- 業務の引継ぎ、担当顧客・お世話になった方への挨拶など
- 会社への返却物・会社から受け取るものの最終確認
- 健康保険・年金切り替え、税金など必要な手続きを確認
- (在職中に転職先が見つからなかったら)社会保障の確認
①~⑦までを順番にやっていくと、会社の人にもあまり迷惑をかけず損も少なく会社を辞められるよ!
流れがわかったら、次はどのタイミングで行えば良いかを確認していきましょう。
あらかじめ『退職する予定日』を自分の中で明確にしておき、そこから逆算して動いていくと失敗がぐっと減りますよ!
『退職日(目安)』を確認する方法…詳細はこちらの記事もご覧ください。
退職に向けたスケジュール
- 退職日
1~2か月前退職の意思を会社に伝えるまずは直属の上司にはっきり伝えます。
『退職日』は上司と相談の上、ここで確定。
退職1~2か月前にする理由は、業務引継ぎや残務処理、挨拶などにある程度の期間が必要だから。
円満に退職するためには、会社の繁忙期を避けて伝えることも大切ですが、自分の状況と相談してもOK。
この時点で「転職サイト・エージェント」に登録したり「引継ぎ資料」の準備をしておきましょう。
- 退職日
1か月~前退職に向けて動く(業務引継ぎなど)業務引継ぎを行いながら、自分の残務をできる限り片付けていきます。
この時点で担当していた顧客やお世話になった社員に退職の報告と挨拶をし始めておくとGood。
- 退職日
一週間~前退職のための最終確認(返却物・必要な書類など)退職当日になって慌てることのないように。
『自分が会社に返すべきもの』と『会社に返してもらうもの・発行してもらうもの』をこのタイミングで確認しましょう。
この時点で「転職先が決まっていない」or「転職活動を初めていない」場合は…
『無職に向けた社会保障』について確認しておくとより安心。
- 退職日
当日身の回りを整理し、退職後に使う人のためにデスク周り・ロッカーの整理、清掃。
会社に返却するものを忘れずに!
上司、同僚に挨拶をしっかり行って会社を去ります。
- 退職日翌日
~約14日以内退職後の手続き(必要な人のみ)この時点で「転職先が決まっていない」or「転職活動を始めていない」人は手続きが必要。
『健康保険』と『年金』の切り替え手続きを行います。
退職の意思を伝えてから、実際に退職するまで…おおよそ1~2か月はかかるとみておきましょう。
- 会社になるべく迷惑をかけず
- 自分もなるべく損をせず
この2点をかなえた上で退職するためには、計画的にスケジュールを組んで行う必要が。
大切なのは『退職前の事前準備』!
事前準備の方法・ポイントは後述するよ!
退職時に会社に返却するもの
会社から支給されたものや、社費で買ったものは退職時に必ず返却します。
会社で使っているものでも、自分のお金で買ったものは返さなくても大丈夫です。
退職時に会社から返してもらうもの・発行してもらうもの
特に『離職票』『雇用保険被保険者証』は退職後の手続きに必ず必要になります!
退職する前に必ず確認するようにしましょう。
【退職への事前準備】考えるべきポイントと事前準備 5つ
『会社を辞める前に…』考えるべきポイント・事前準備はこの5つ。
- 就業規則・有給休暇の残日数の確認
- 公的手続きの確認(無職向けの保障)
- 引継ぎ資料を作成(どんな人でも必要)
- 退職後に必要な書類発行の声かけ(離職票など)
- 転職サイト・転職エージェントに同時登録
どれも退職前にしっかりやれていると後で気持ちが楽になるものばかり。
上から順番でもランダムでやってもOKです。
私が実際に2回会社を辞めた時に感じた
『やって良かった・先にやっておけば良かった…』
そんなポイントを中心にまとめています!
「会社を辞めようかどうかまだ迷っている」場合はこちらの記事も。
『退職』は人生の大きなイベントの一つなので…後悔しない判断ができるよう、読んでみてください。
『【もう疲れた】会社を辞めたい!と感じる理由・「本当に辞めるべき人」はこんな人!』
『就業規則』『有給休暇の残日数』の確認
退職する時は、有給の残りを全て使い切った上でしっかりと辞められるように!
その為にチェックするポイントはこの2点。
- 就業規則
- 有給休暇の残日数
『就業規則』と『有給休暇の残日数』を確認することでわかるのはこちら。
●「退職日」と「最終出勤日」の目安
確認の方法など詳細は以下の記事に詳しくまとめています。
『退職前に!『就業規則』と『有給休暇の残日数』を確認すべき理由とは【有給休暇完全消化!】』
有給を完全に消化して損なく、会社の規則も破らず退職するために
『就業規則』『有給休暇の残日数』チェックはしっかり!
『引継ぎ資料』を作成【多かれ少なかれ必要】
退職前最後の仕事ともいわれているのが『残された社員への業務引継ぎ』
どんな状況であっても、多少の引継ぎは必ず必要。
その時に用意するのが「業務引継ぎ書」などの引継ぎ資料です。
「あなたにしかできない・わからない仕事」を放置したままで退職すると…こんな危険性が。
- 辞めた後も会社から『残した仕事のこと』で頻繁に連絡が来る!
- 一緒に働いた仲間に対して後ろめたい気持ちが残ってしまう…
100%後腐れなく会社を辞めるために、事情がない限り必ず引継ぎ資料を用意しましょう。
引継ぎの準備をしっかり行うか行わないかで、退職後のスッキリ感が変わってきます。
「会社を辞める!」と決意したら、引継ぎの準備を始めましょう。
『引継ぎ資料』が必要な理由や、資料作成のポイントは以下の記事に詳しくまとめました。
『転職サイト』『転職エージェント』に同時登録【転職効率UP】
「会社を辞める!」と決意したら『転職サイト』『転職エージェント』に登録しましょう。
(※「退職後働く予定のない人」を除きます)
その理由は2つ。
- 転職活動は早いうちから始めれば始めるほど有利になる
- 転職に向けて半ば強引に動く必要ができ、モチベーション維持にも
登録するタイミングは早ければ早いほど良いです。
できれば退職への決意を固めたその日中に登録できると理想的。
登録が早い方が良い理由は2つあるよ!
- より多くの転職情報を集められる
- 条件の良い求人に出会える確率が高まる
逆に、後回しにしようとすると「なかなか始められなくなる」弊害も実はあったりするし…。
『鉄は熱いうちに打て』って言葉もありますしね。
圧倒的非公開求人数(10万件超)と転職成功実績、便利ツールも!
リクナビNEXT限定掲載の求人も多数!転職始めたら登録して間違いなし。
退職後すぐに転職する予定がない方でも、ひとまず登録しておくことで
「いざ転職活動」となったときにすぐに動き出せるメリットもあります。
私も「会社を辞めると決意したその日の帰り道」に『転職エージェント』に登録し、すぐに転職活動を始めました。
『転職サイト』と『転職エージェント』は同時に登録しておこうね!
これらは併用することで初めて真価を発揮します。
『公的な手続き』の確認【無職向けの社会保障】
『公的な手続き』とはこちらを指します。
●退職後、無職になった時に使える社会保障のための手続き
具体的な手続きの内容は以下3つ。
- 『離職・失業手当の申請手続き』(ハローワーク)
- 『社会保険~国民健康保険の切り替え手続き』(市区町村役所)
- 『厚生年金~国民年金への切り替え手続き』(市区町村役所)
手続きの流れ、必要な持ち物など詳細は以下の記事にまとめています。
在職・有給消化中に転職が成功すれば良いですが、上手くいかない場合も。
そのためにも「あらかじめ無職の方に向けた社会保障」を確認しておきましょう。
『退職後に必要な書類』発行の声かけ【離職票など】
『退職後に必要な書類』とはこの3つ。
- 離職票
- 源泉徴収票
- 雇用保険被保険者証
「会社を辞める決意を固めた」→『退職の意思を会社に伝える』
このタイミングで会社に「退職後すぐに発行してもらうよう」伝え、スムーズに書類を入手できるようにしておきましょう!
本来であれば『退職後に必要な書類』は、こちらが何も言わずとも会社側が用意してくれます。
くれるはずなんですが…。
「退職した後もなかなか送ってくれない」「そもそも書類を発行する気がない」
こんな残念なケースも多発しています。
私は待てど暮らせど送ってくれなかったよ……。
電話で鬼のように催促しなかったら一生送る気なかったなあれ。
『離職票がもらえない!退職書類をもらうためにした「たった一つのこと」【電話で鬼催促】』
特に『離職票』は「無職の方向けの手続き」に必須の書類。無いと話が進みません。
「会社を辞める」事前準備として、退職後の書類関係も抜かりなく確認しておきましょう。
【退職の事前準備】する余裕ない『もう限界…』なあなたへ
ここまで「会社を辞める」と決意した時に『考えるべきポイント・事前準備』をまとめました。しかし…。
会社は辞めたいけど、朝から晩まで働かなきゃだし、色々考えられる精神的余裕も全くないんですけど…。
こんな状態になっている人もたくさんいます。
- 辛い環境に「心身ともに消耗しきってしまった」
- 会社の拘束時間が長すぎる+休みが少ないことで「心身に余裕がない」
そんな時は『退職代行サービス』を使って、すぐに会社を辞めることもOK!
退職代行サービスを使うと、最短で「その日のうちに」会社を辞めることもできます。
退職日や引継ぎについてなどの相談にも対応でき、退職相談だけなら無料でやってくれるサービスも多いです。
しかも、辞めると決めた日から一度も会社の人に会わず退職が成功するので「ストレスフリー」
私が会社を辞める時にも使いたかったぐらい、便利なサービスだよ。
労働組合運営!「有給消化」や「退職日」など会社への交渉も安心の退職代行
退職代行実績豊富な弁護士による退職代行で、最初から最後まで安心!
『おすすめは『退職代行SARABA』!その理由を退職経験者(30代)目線でお伝えします』
「退職代行SARABA(サラバ)」の概要、メリットデメリット、使い方などはこちらの記事も見てみてください。
【退職の事前準備】ポイントをおさえて計画的・効果的に!
ここまで読んでいただき、ありがとうございます!
今回は「会社を辞める!」と強い決意を固めたあなたへの記事です。
●「後腐れ・損なく」退職するために考えるべきポイント・事前準備の方法
具体的に行動できる「5つのポイント」でまとめました。
『退職に向けた事前準備』がしっかり整えば、もう会社に遠慮は要りません。
後腐れも損も(なるべく)ゼロで、スッキリお別れしちゃいましょう!
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