
最近、部下や同僚から避けられているような気が…。
もしかして、私『お局様扱い』されてる?!
避けられたり陰口言われるのは辛すぎるので、できるだけ早く挽回したいです。
こんにちは。
一回り以上年の離れた後輩を持つ36歳事務員のゆうです。
『お局フラグびんびん』で危機感バリバリな私がお伝えします。
毎日の仕事を忙しくも真剣にこなしていると、周りが見えなくなるもの。
配慮に欠けた言動をとってしまい「あいつはお局様」と、煙たがられることは結構あるある。
しかし、自分が『お局様化』していることに気づかないままだと待っているのは
「孤立・島流し・退職」といった最悪の状況です。
本記事は「あなたがお局様にならないための傾向と対策」をテーマにお送りします。
正直な話、自戒もすごく込めています…(汗)

私も年齢やポジション的にいつ「お局落ち」してもおかしくないしね。

お局落ち……?
※闇落ちみたいなイメージで読んでくれると幸いです(笑)
「職場の嫌われ者」から「信用され大切にされる人材」になるきっかけを掴めるので最後まで読んでみてください。
私もあなたもお局様の素養あり【大前提】

大変残念な話ですが、誰でも『お局様』になる可能性はあります。
なぜなら色々な人と働いていると、相手の言動が気になったり突っ込みたくなることがどうしても出てくるから。
忙しくてゆとりがないと感情的になってしまったり、つい配慮に欠けた伝え方をしてしまうことも…。
しかし、相手にネガティブなイメージを持たれてしまったら最後です。
後は『お局様ルート』まっしぐら。
あなたがもし『お局様』扱いされたくなかったら、
まずは「自分にもお局様の素養がある」事実を認めることがスタートです。

『お局様』から遠ざかるためには、まず傾向を知ることから!
『お局様』の傾向を知り対策することで、あなたがお局化する可能性はグッと下がります。
受験対策とイメージは一緒ですね。
お局様の定義を再確認
『お局様』とはどんな人を指すのか。
一般的な定義を確認しておきましょう。
おつぼねとは、職場を仕切る古参OLのこと。
おつぼねとは職場を仕切る古参の女性社員を意味し、お局と書く。おつぼねは「意地悪」「口うるさい」といった意を含み、そういったOLを嘲ったり、侮蔑する際に使われることが多く、尊敬する先輩OLに使われることはほとんどない。
引用元:「日本語俗語辞書|おつぼね」
また「おつぼね=行き後れ(婚期を過ぎても結婚出来ずにいる女性)」というイメージも強く、多くは独身の古参OLに使われる。

言葉の大元は宮中や江戸時代の「大奥」で、悪い意味で使われるようになったのはつい最近ですね。
とはいえ独身女性のみを指すわけではなく「高圧的で態度が悪く周りから嫌われている社員」そのものを表している場合がほとんど。
未婚か既婚か、年代などはあまり関係なく使われていますね。
お局様と呼ばれてしまう人・5つの特徴【傾向】

ここからが本題。
お局様と呼ばれてしまう人の特徴は大きく5つあります。
常に機嫌が悪い
『お局様』は「常に機嫌が悪い」です。
機嫌の悪さを職場でも隠さない人=「大人のくせに感情コントロールもできない幼稚な人」
下手に関わるとろくなことになりません。
- 常に機嫌が悪そうで怖い
- イライラすると人や物に八つ当たり
正直どこの職場にもこんな人はいますが、周りから好かれている話は聞きませんよね。

今の職場にも『不機嫌さを出しまくってる同僚』がいたけど、正直どう接していいかわからなくて困ったなぁ。

これでは報連相もできませんし、仕事が進みませんよね…。
「常に機嫌が悪い人」=即『お局様』認定されてもおかしくありませんよ。
常に態度が偉そう
『お局様』は「常に態度が偉そう」です。
私は15年近く会社員をやっていますが、謙虚なお局様を見たことがありません。
高圧的な態度しか取れない人=『相手がどう感じるか』を考えて動けない人で、
自己中心的で短絡的なイメージがあります。
相手への気遣い・周りからどう思われているかを考えられない人は、
いくら仕事ができていたとしても嫌われます。

同僚や後輩、若手社員に対してはフランクな態度のほうが親しみやすいよね♪

タメ口で上から目線で話されるの、きっついなぁ…。

もしかして、私バカにされてるんでしょうか…?
~悲しいすれ違い~
一部の『お局様』は「偉そうな言動=親しみのあるフランクな態度」とはき違えている場合もあるので、余計にたちが悪いですね…。
自己保身のためなら平気で嘘をつく
「自己保身のために平気で嘘をつく」のも『お局様』あるあるです。
『お局様』が自分に都合が悪いことが降りかかってきたら、真っ先に考えるのは自己保身。
そのため、嘘をついてまで責任を他人になすりつけようとします。
例えば、誰がどう見ても本人が起こしたミスなのに…
- 「〇〇さんがこうしろって言いました」
- 「正しいやり方を聞いていません」
- 「あの時は忙しすぎたんです」
とにかく、すぐには自分の非を認めません。

個人的に『お局様』がやりがちなこと第一位ではないかと感じています。
職場の人も最初こそ『お局様』の話を聞きますが、嘘を言われ続けると次第にまともに聞く気がなくなっていきます。
それでも「1ミリでも自分に火の粉が降りかかるのは嫌」なため、
周りの反応はお構いなしで自己保身の嘘をつき続けます。

そうやって自らの信用を落とし、孤立に向かってひた走るのが『お局様』なんでしょうか…なんだか悲しいですね。
ミスをしても言い訳or周りのせいで反省しない
「ミスをしても言い訳or周りのせいばかり」で反省をしないのも『お局様』の特徴です。
3つ目の「自己保身のために嘘を平気でつく」と似ていますが、ニュアンスが少し違います。
『お局様』はたとえ自分がミスをしてもすぐには反省しません。
「いかに周りのせいにするか」を真っ先に考えるため、
ミスを指摘されて出てくる言葉はほぼ言い訳です。
- 落ち着いてやってればできてたし!
- ○○さんが間違った指示をしてくるから…
- ▲▲さんが定時直前にやれって言うから…
- 私のミスをもっと早く指摘しない周りが悪い!
~合言葉は『私、悪くないもん!』~
こんな感じでとにかく言い訳や責任転嫁ばかり。
指摘する側はだんだんイライラしてきます。

正直な話、こんな人には信頼して仕事を頼めないよね…。
影でどんな悪口言われるかわかったもんじゃない。
自分のミスでも反省や改善をする気がなく、責任転嫁ばかりの言動は『THE・お局様』
一人いるだけで職場の空気がどんよりと重くなります…。
仕事への意識が非常に高いorやる気が全くない
『お局様』の仕事への姿勢は「意識が異常に高い」か「やる気が全くない」かのどちらか。
同じような言動を取ってはいますが、タイプが全く違うのが特徴です。

仕事への意識が高い場合とやる気がない場合…二極化していますね。

意識高く「職場に貢献したい!」って強い気持ちがある人も、意外と『お局様』化しやすいんだよね。
- 『意識が高い場合』…自分以外の職場の人=使えない奴らと見下しているから
- 『やる気がない場合』…面倒事や自分のミスの責任を絶対にかぶりたくないから
こんな理由で自己中心的な言動を取ってしまいがちなのが『お局様』
自己中な言動に振り回される側からしたら、どちらにせよたまったものではありませんね。
お局様の嫌われぶりがヤバすぎる【被害の声続々】

実際に『お局様』によって迷惑をかけられている、嫌な思いをしている方は多数…。
そんなお局様からの被害の声を一部紹介します。
威張るし悪口ばかりでうざい
ザ・お局様がうざい。
— たぶん。 (@bRWS1AyOMJvN1ZB) May 30, 2021
そんな年数働いてねーのに、新人入ったら威張るし悪口ばかり。
疲れる。

威張ったり悪口ばっかり言う人って暇なのかな?って本気で思う…。
そんな余裕があるんなら自分の仕事に集中してほしいよね。
周りに配慮しないくせに自分に迷惑かかると説教とか…
職場の現在お局。
— RAGI@家庭菜園(野菜花)初心者 (@yukkayh) November 20, 2021
自分の売り場の部署の人間の大変さは絶賛スルーして、他の部署に迷惑(たかが印刷するだけ)で説教って、控えめに言って処すぞ💢モード。
他の部署も、鳩ポッポがいるから大変うざい。
前のお局様は、我らの味方であった。同じように怒ってくれた。
→

印刷するだけで説教ですか…。
可能であれば、お局様がお休みや外出中の時に仕事をしたいレベルできついですね。
派遣社員をいじめる陰湿さが恐ろしい
会社のお局様(正社員15年目)が、新人くん(派遣社員4ヶ月)を嫌っていて、時々いじめてて死ねばいいのにと思う。
— みなくま (@minakuma01) March 18, 2021
派遣社員はあくまでも働き方の区分であって、その区分や仕事上の肩書きが働く訳ではない。
やるべきことがやれないなら、派遣社員より先に正社員がクビだっていいんだぞと思ったよ😇

「同じ職場で働く仲間」に正社員も派遣社員もあんまり関係ない気はするんだけど…。
自分の好き嫌いを職場に持ち込むのは最悪だよね。
お局様の悲しすぎる末路

『お局様』の特徴〜被害の声をお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか。
ここまで自己中心的な言動しかできないのも「ある意味」で尊敬ものですよね。
しかし『お局様』の天下も長くは続きません。
このまま危機感も持たず、自己中心的を突き詰めた結果…こんな末路が待っています。

職場の仲間を考えない自己中心的な言動ばかりの方にとっては、当然の結末かもしれません…。

流石にこうはなりたくないよね……。
お局様と呼ばれないために!すぐできること6選【対策】

毎日頑張るあなたが『お局様』と呼ばれ、悲しい結末を迎えずに済むように。
すぐにできることは6つあります。
自分の担当業務に集中
自分の担当業務に集中して、着実に結果を積み上げる意識で取り組みましょう。
集中することで「良い意味で周りが見えなくなる」ため、職場の人の言動をいちいち気にしなくて済みます。

もちろん、仕事を円滑に進めるためのコミュニケーションは必要だよ。

職場で働く以上「完全に一人で進められる仕事」はありませんからね。
職場の人と接するときは「仕事をミスなく着実に対応する手段としてのコミュニケーション」と割り切ることが大切です。
周りの言動ばかり気にしていたら集中が途切れ、
仕事のミスも増える一方で良いことはありません。
自分の担当業務に責任を持って全集中!
周りの言動を気にする余裕がないぐらいの「程よい忙しさ」で仕事ができれば理想的ですね。
柔らかな笑顔をキープ
仕事中は常に「柔らかな笑顔を意識する」だけでお局様イメージから離れられます。
理由はシンプルです。
前述した通り『お局様』は常に機嫌が悪くピリピリで怖い・うざいと思われているから。
『お局様』とは真逆のイメージを維持できれば、むしろ周りから頼られるようになります。
とはいえ常に笑っているのは疲れるので、以下のポイントをおさえておくだけでもOKです。
- 口角を下げない
- なるべく目を伏せない
- 人と話すときはしっかり笑う

イメージは「アルカイックスマイル」
いわゆる大仏スマイルだね。

『お局様』が鬼や般若のイメージだとすると、大仏スマイルの人は完全に真逆ですね。
昔の言葉に「笑う門には福来る」とあります。
暖かい笑顔で周りからの信頼を引き寄せられれば嬉しいですね。
>>『笑うと健康に?笑顔がもたらす健康効果まとめました!【免疫アップ・ストレス軽減】』
常に呼吸を整える意識を持つ
仕事中は「意識的に呼吸を整える」と、無駄に感情的にならずに済みます。
なぜなら、呼吸を整えることで以下の効果が期待できるから。
- リラックス効果
- 集中・記憶力に良い効果
- ストレス・不安軽減効果
- などなど…
イラッとすると呼吸が浅くなり、つい感情的になってしまいます。
そんな時だからこそゆったりとした呼吸を意識し、気持ちを整えたいものです。

気持ちに余裕がなくなると、本当にちょっとしたことでイライラしちゃうからね…。

それでも苛立ちを周りにぶつけるような人はどうしても敬遠されてしまいますね。
職場内では意識的に呼吸を整えつつ気持ちをコントロールできれば
『お局様』とは呼ばれなくなりますよ。
>>『イライラから気持ちを切り替える方法・5つ【簡単マインドリセット】』
誰に対しても丁寧語を崩さない
上司部下、先輩後輩、同僚など…誰に対しても丁寧な言葉遣いを崩さないようにしましょう。
なぜなら「ため口」は聞く人によっては『高圧的』『なれなれしい』と感じられ、
そのつもりがなくても『お局様』認定される可能性があるから。
受け取り方は人によって全然違うのでなんとも言えませんが、
職場では「なるべく誤解をされない言動」を取るのが安全です。

(話しやすく親しみやすい私♪)
ねぇ!●●の仕事手伝ってくんない?!

(な、何だこの距離感バグった言い回し…怖っ)
…あ、はい。
~嗚呼、悲しいすれ違い~

自分では「話しやすいフランクなキャラ」を演じていたつもりが、周りからは全く逆の評価をされていたとしたら…?
『良かれと思って』やったことは100%相手に伝わっていないことがほとんど。
職場ではなるべく誤解を与える言動は慎むべきなのは間違いありません。
とはいえ、いきなりガラリと変えるのは難しいです。
まずは「ですます口調」に変えるだけでOK。使い続ければ丁寧語が自然と習慣化しますよ。
「第三者から見た自分」をある程度意識
『お局様』扱いされないために、時々は「第三者の視点で自分を見る」ことも大切です。
なぜなら『お局様』は、周りからどう思われるかを考えているとは到底思えない言動をするから。
例えばこんな状況を目にしたとき…あなたはどう感じますか?
「ちょっとしたミスをした新人さんを、人前でネチネチと長時間説教するお局様」

うわぁ…お局様が新人いじめてる、可哀想…。
ていうかお局様性格悪すぎてあり得ないわ。
…と、『お局様』に悪い印象を持つ方が多いのではないでしょうか。
本来、注意だけなら誰もいないところでミスの事実と改善策を伝えるだけで十分なんですが『お局様』には通じません。
第三者から自分はどう見えているのかを時々は振り返ってみるべきですね。

とはいえ…私自身もそうなんだけど、意外と難しいんだよね。
自分の行動を自分で反省するのって。
上司や同僚に「私の言動はどうですか?」とフィードバックを求めるのも現実的ではありません。
3日に一回、週に一回は以下のポイントでセルフチェックしてみましょう。
- 挨拶、言葉遣いは問題ないか
- 無駄に大声で話してなかったか
- 無駄に大きな音を立てていなかったか
- 苛立ちで視野が狭まってなかったか
- などなど…
「こんな人にだけはなりたくない!」イメージを持っておくだけでも、ある程度の効果はあります。
自分の中での最低ラインを引いて、嫌われる言動を取らないようにしたいですね。
仕事や環境がどうしても無理なら転職しよう
いくら改善しようと努力しても…
どうしても職場の人の行動が目についてしまう、文句言わずにはいられない…。
改善できるイメージが全く持てないのであれば、職場から離れることも選択肢に入れるべきです。
なぜなら「自分で改善に向けて動いたとしても無理=職場や仕事そのものが自分に合っていない」可能性があるから。
合っていない環境・仕事で無理に頑張り続けても結果に繋がらないどころか、
焦りから周りへの気遣いもできなくなり『お局様』扱い→孤立と悲しすぎる結果が待っています。

私は転職をきっかけに『会社のお荷物扱い』から「業務進行に必要不可欠な役割」に変わることができました!
どう動いても改善が見えてこない時は…転職で環境そのものを変えてしまうのも一つの手段ですよ。
私が実際に利用し内定をもらえた転職サービスは以下の記事を読んでみてください。
「30代の転職に役立つサービス」に絞って紹介しています。
>>【30代向け】転職エージェントのおすすめと使い倒す方法、徹底解説!
「お局マインド」から一抜けして信用を勝ち取ろう【まとめ】

最後まで読んでいただきありがとうございます。
本記事で伝えたいことは以下でした。
職場内でお局様扱いされないためには、傾向と対策が大切です。
私もあなたも「周りへの配慮に欠けた言動を無意識に行うこと」により知らない間に反感を買われてしまうことも。
一度ネガティブな印象を持たれてしまうと、払拭するのに時間と労力がかかりますし、
最悪「一方的にお局様扱いされた挙句職場を追われる」場合も…。

「傾向と対策」大げさに言いましたがやることはシンプルです。
『柔らかな笑顔と冷静な言動を心がける』『他人から見た自分を時々は意識する』これだけ。

実際にやってみると難しいのですが、慣れて習慣化してしまえばこちらのものですね。
私も何だかんだで今の職場に3年以上在籍しています。
上司・先輩や同僚、後輩にも恵まれ、日々仕事に取り組んでいますが
「いつお局様と呼ばれてしまうかもわからない状況」なのは確か。
冷静で柔和な態度を崩さないよう日々意識を持ち『お局落ち』しないように頑張っていきたいです!
本記事が「普通に楽しく仕事を頑張りたいあなた」の役に立てていれば何よりです。
それでは今回はここまで。お疲れさまでした。
コメント