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ほとんどの人には必要!!元保険代理店営業が教える保険への考え方【保険】

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皆様こんにちは!ゆうです!!ここ最近は涼しくなり、すっかり秋ですね。外に出るのが楽しみになりますね♪

さて、前回の記事では「自分軸で突き詰めて考えることの大切さ」を伝えさせていただきました。

今回は私自身の保険への考えを書いていきたいと思います。「考えてはみたけどやっぱりちょっとわかりにくい」「イメージしにくい…」と思われる方への参考になってくれれば幸いです。

数か月前まで保険代理店で営業を行っていた+FP資格を取得したので、なるべくわかりやすくイメージしやすい記事を目指します。

※この記事に書かれていることは一個人の見解です。「ちょっと考えが違うな」と思ったところはスルーしていただけるとありがたいです。万一内容に明らかな間違いがありましたらこっそり指摘していただけると嬉しいです。

以前の記事はこちらです♪

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ほとんどの人には必要!元保険代理店営業が考える保険への考え方

前回の記事でも少しだけ触れたのですが、私の考えとしては

「全ての人に保険は必要」

ということです。ただ、『あれも不安でしょ?これも不安でしょ?老後ももちろん不安だよね?なら全部に保険をかけなきゃ!』ということを言いたいわけではありません。こんなことを言ってはアレですが、昔ながらの保険販売の手法に関しては疑問を感じていたりもします。

ではどういうことなのかと言いますと…、

「全ての人にとって必須だと思われる保険」はしっかり押さえておいた上で…

【不安解消の手段】【希望を実現するための手段】を大きなポイントにおいて考えてから、

「自分にとっての必要な保険」は何かを探していくことです!人に言われたままに入るのではなく、自分や家族が100%(に近い確率)で納得出来る保険に入ってください☆

【不安解消の手段】としての保険の考え方
  • 『自分や自分の家族にとって』これから先、どんなことが不安なのか
  • その不安事が起きてしまったら、何に困るのか
  • 保険を『不安解消の手段』とするならば、どんな風に助けてもらえたら良いのか
【希望を実現するための手段】としての保険の考え方
  • 『自分や自分の家族が』実現したいことは何か、またそれはいつまでに行っていたいか
  • 実現するためには何が必要になるのか、お金で換算するならばいくらほど必要なのか
  • 保険を『希望を実現するための手段』とするならば、期限までにどんな風に助けてもらえたら良いのか

とは言っても、これだけではふわっとしてイメージしにくいと思いますので、考えやすいよう例題を出してみたいと思います!例題記事は後日書いて載せます!ご期待ください☆

【不安解消の手段】としての保険、ケーススタディ

自動車保険、火災保険、個人賠償責任保険の3大損害保険

前の記事でも少し触れた話題ではありますが、この3種類の保険が、「全ての人に必須だと思われる保険」です!!所謂『損害保険』というジャンルの保険です。

自動車保険

自動車保険は自分の車にかける保険で、主に自動車事故に備える保険です。

自動車保険でかける対象は「自分の車」ですが、車に乗った運転者、同乗者と、相手がある時の自動車事故の場合は相手の車、運転者が保険の対象になります!

ざっくり言うと、自動車保険では「車に乗った自分達側」と「相手側」が事故を起こしたり巻き込まれたときに助けてくれるんですね。

火災保険(家財保険)+地震保険

火災保険は自分の家にかける保険で、主に火災や台風、落雷、洪水などの自然災害などに備える保険。一緒に地震保険にも入れます。これは地震が原因で起きた災害に備える保険です。

火災保険は家にかける保険ですが、持ち家の人と賃貸住宅に住んでいる人でかけ方が変わります。

  • 持ち家の人→自宅の建物と家財(自宅内(あるいは自宅敷地内)にある自動車以外の物)の両方にかけるのが一般的
  • 賃貸住宅に住んでいる人→家財と借家人賠償責任特約(借りている部屋を火災や自然災害などでダメにしてしまった場合、貸主(大家さんや管理人など)に払う必要のあるお金を補償してくれるもの)は必須。※賃貸契約をする時に管理会社や大家さんから必ず加入するように言われる場合もあります

火災保険=お家とお家の中の物への保険だと考えて頂ければ間違いはないでしょう♪

個人賠償責任保険(単独加入不可。自転車保険か、特約で加入します)

個人賠償責任保険は自分を含めた家族単位にかける保険で、お仕事中を除いた日常生活の中で相手に損害を与えてしまった時に備える保険です。

加入の仕方は『自転車保険』という名前の保険(内容は個人賠償責任保険+けがの保険)に入るか、自動車保険や火災保険などの特約(オプションメニューのようなもの)『個人賠償責任(日常生活賠償責任)特約』があるので、つけたうえで加入する…二つの方法しかありません。なので、案外見落とされがちです。

すぐにイメージしやすいのが、自転車に乗っているときに相手に損害を与えてしまった場合、

例えば自転車と自転車の衝突事故を起こしてしまい、相手の体に重度の障害が残るほどの怪我を負わせてしまった場合などは…9,500万円以上の損害賠償請求がありましたね。

ゆう
ゆう

自転車の事故で億に近い金額がかかってしまう可能性があるわけですね…ぞぉ~っとしますね。特に私は普段自転車を愛用しているので…安全運転も再度心がけようと思います。

ピリカさん
ピリカさん

そんな時、損害賠償相当額を保険金として受け取ることが出来るのが「個人賠償責任保険」です。自転車事故だけでなく、日常の中で相手様に『ごめんなさい』をする必要性が出てきたときには役立ちます。

実は、埼玉県やその他の地域では2018年4月から「自転車保険の加入を義務化」しているんですよ。この場合は『自転車保険』か『個人賠償責任保険』に入っていればOKです!

参考サイト

【2019年最新動向】自転車保険の義務化の地域は?違反の罰則はある?/ほけんROOM

どの地域が自転車保険義務化になっているかが書かれているサイトです!(外部リンク)

自転車事故でこんな大きな金額がかかる可能性があるということは…自動車事故や火災、自然災害が起きた場合はどのぐらいお金が必要になるのでしょうか。…ちょっと怖いですよね。

自動車保険、火災保険、個人賠償責任保険には恐らく多くの方が既に入っているかとは思いますけど、改めて重要性をお伝えさせていただきました!

※後日別の記事で、自動車保険や火災保険の有用な選び方についてお話させていただければと思っています。

『自転車保険』の義務化にあたって記事を書いてみました。

『自転車保険とはどんな保険?元・保険営業が詳しく教えます【4月から東京都で義務化】』

医療保険

ここからは所謂『生命保険』のジャンルのお話です。その中でも特に「不要論」を唱えられることが多いのが医療保険、がん保険です。何故不要だと言われるのか…

それは、私たち日本国民が必ず加入している【国民健康保険】か【社会健康保険】があるからですね。公的医療保険というものです。確かにとても手厚い内容です。例えば…

  • 病気や怪我をして、病院で何らかの治療をした時に窓口に支払うお金が3割までに抑えられる
  • 収入や年齢に応じて一か月ごとの自己負担金額の上限が決められ、もしも病院に支払ったお金が上限を超えたら、超えた分のお金が戻る【高額療養費制度】
  • 12か月の中で3回【高額療養費制度】を活用した場合(その他にも要件あり)は自己負担上限額が少なくなり更に負担が抑えられる
  • などなど
ゆう
ゆう

【高額療養費制度】収入などによって多少違いはありますが、病院での治療費負担が一か月6万~10万円まで抑えられます。

ピリカさん
ピリカさん

【高額療養費制度】は別途申請が必要なので特に見逃せない制度です。

そんな手厚い公的保障があるので、医療保険やがん保険は不要!と言われる方も多く、「そういうことなら…」と加入している医療保険を解約してしまう方もいらっしゃいます。

ちょっと待ってください。

公的医療保険にも実はいくらか弱点があるんです。

参考サイト

高額療養費制度を利用される皆さまへ/厚生労働省

厚生労働省ホームページの【高額療養費制度】についてが書かれたページです。

『がん保険、不要?必要?元・保険代理店営業がたどり着いた答え【必要な理由】』

国民健康保険・社会健康保険で治療費負担は抑えられるが、対象外のものも多い

これが公的医療保険の弱点と言えるところです。

ここでいう『治療』とは「診察・検査・手術・投薬…」を指しています。逆に言うと病院のお世話になった時に上記以外のお金がかかった場合は対象外=全額が自己負担になります。

では、どんな場合が対象外になるのでしょうか。

それは主に大きな病気やけがで入院をすることになった場合です!

入院時の食費と差額ベッド代、お見舞いや通院の交通費、先進医療の治療費が代表的

入院をすることになったら治療費以外にかかるお金を書いていきます。

  • 準備費用(パジャマやタオル、スリッパなど病院によっては必要)
  • 家族がお見舞いに来る時の交通費

この2つに関してはその時にしかかからないので、何とかなりそう?と思われる場合もありますが、以下の場合はどうでしょうか。

  • 入院中の食費(一日3食)
  • 病室が個室~4人部屋まででかかるお金【差額ベッド代】

こちらは入院中に治療費に上乗せでかかってくるお金です。日割りで入院日数分かかります。2019年現在では食費で一日1,380円、差額ベッド代で一日2,000円~10,000円かかってくるんですね。個室に入院したい…という方は差額ベッド代が多くかかるということです。

あとは、病状や治療方針によってはかかるお金として

  • 先進医療費

が挙げられます。ちなみに先進医療とは一言で言うと『厚生労働省が定めた最先端の治療法』で、実際の治療行為にかかった費用(技術料と呼ばれます)は公的医療保険の対象外で全額自己負担です。

例えばがん治療などで多く使われている先進医療の一種「重粒子線治療」は一回の技術料で約300万円かかります!

あまり多いケースではありませんが、もしも先進医療を医師から勧められた場合でも慌てないようにはしておきたいですね。

高額療養費制度を活用+不足分を補てん=医療保険の考え方!

民間の医療保険の多くは、【入院したら一日10,000円!】【手術をしたら10万円!】【先進医療を受けたら技術料相当額受け取れる!】みたいな感じで、主に入院をしたときに給付金を受け取れるという形です。

なので、医療保険を考える時は「もしも病気やけがで入院をすることになったら、一日当たりいくらで準備しよう」と考えてみてください。

医療保険の一日いくら受け取る?を決める公式

一か月あたりの治療費上限額【高額療養費制度】×【入院日数の平均】(約30日程度)

1,380円【入院中の食費日額】+2,000~10,000円【差額ベッド代】

この公式を使って医療保険を実際に決めていく際の例題も後日ご用意します☆

お勤め先、家族構成によっては必要?就業不能・所得補償保険

一時期CMが多かった「働けなくなった時の保険」のことです。

もしもお仕事を続けることが難しくなったら…生活費に病院の治療費が上乗せされる上に収入が激減するので、生活が大変になってしまうことは想像出来ますね。( ;∀;)( ;∀;)

そんな時に、一か月に一回給付金を受け取ることが出来ます。毎月のお給料の代わりにもらえるみたいなイメージですね。

タイトルにも書きましたが、

お仕事の内容(業務都合でけがなどしやすい環境だったり)や家族構成(お父さんないしはお母さんが大黒柱だったり、お家のローンや家賃が高かったり、小さいお子様がいたり…)

そんな状況の方は、優先順位や保険料の予算を考慮しつつ検討してみても良いと思います!

では、どんな時が所謂『働けない時』なのか…保険会社によって多少の違いはありますが、

  • 病気やけがが原因で60日以上~入院している場合
  • 病気やけがが原因で在宅療養している場合

※『就業不能保険』『所得補償保険』のような「働けなくなることへの保険」は、働けなくなってから決められた待機期間があります。就業不能保険は60日~180日間、所得補償保険は4日~7日間です。

以上の二つの項目のどちらかを満たしている場合、保険会社が定める「働くことが出来ない状態」となり、そこから加入の際にあらかじめ決めた期限までか、仕事に復帰した時のいずれか短い時まで毎月給付金を受け取ることはできます。

※『就業不能保険』の最長給付期間は~65歳まで、『所得補償保険』の給付期間は1~2年です。これにはそれぞれの考え方があります。

就業不能保険は、生命保険の一種で「働けなくなる期間が長期に及んだ際の収入の保障」を重視しているのに対し、所得補償保険は損害保険の一種で「働けなくなった少しの期間、当面の間の生活費など補償」を重視しています。保険料負担は所得補償保険の方が受け取れる期間の分だけ割安です。

※保険会社によっては、給付される対象の病気に制限(例・精神疾患での入院、療養は対象外など)があったり、在宅療養を受けていることを判定する基準が「診断書提出」か「病院の診療点数」のどちらかになる(受け取りやすいのは多くの場合は前者)ので、

加入を考える際は保障される内容を特に気にしたほうが良い保険です!ぜひ各保険会社の同一商品を比較してください!

どうせ加入するのなら、万一があった時に受け取りやすい方が良いのは間違いありませんからね。

お子様がいるご家族には必要!生命保険

所謂『生命保険』…保険に入った人が万が一亡くなった時に、残された家族が保険金を受け取るタイプの死亡保障がある保険です。

結論から言いますと、小さいお子様がいるご家族には必須です。日常生活にかかるお金にプラスお子様の教育費がかかり、より多くお金が必要になるからです。

お子様が独立するまでの間は、(学校を卒業するまでとか就職する年齢までとか、期間はそういった考え方でOKです)

ただこのタイプの保険は、特に「自分の家族にはいくら、自分がいくつになるまでに遺す必要があるのか」を綿密に考えて内容を考えていく必要がありますね。

保険金額が多すぎたら、月々の保険料出費が大きくて大変になるかもしれませんし、少なすぎたら、万が一があった時に遺された家族が困ってしまう可能性が出てくる…。

「難しくて自分だけではイメージ出来ない!」という場合は家族と話し合ったりお金のプロであるファイナンシャルプランナーに相談して必要な保険金額を一緒に決めても良いと思います。

保険会社の営業さんや、『ほ〇んの窓口』のような代理店の無料相談でもまぁ悪くはないのですが、あまり強くお勧めも出来ません。その理由は…後日お話させてください。

ケーススタディも後日用意します☆

ほとんどの人には必要!保険への考え方 まとめ

ここまで読んでくださってありがとうございます!今回の記事のまとめはこんな感じです。

この記事で私が伝えたかったこと
  • 自動車、火災、個人賠償責任の3大損害保険は必須
  • 医療保険は入院をする際に必要になる
  • 就業不能、所得補償保険は仕事や家族構成によっては考えても良い
  • 死亡保険(生命保険)はお子様のいるご家族には必須。ただ、金額や期間はしっかりと考えるべき

少しでも参考になってくれていたらうれしいです♪

ただ、この記事だけではふわっとしていてわかりにくいかと思いますので、後日わかりやすく例題を用意したいと思いますのでお楽しみに☆

ではまたお会いしましょう!

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