ろくに教わってない仕事のことで上司に怒られた。理不尽だ!
何で教えてくれない仕事のことで怒られなきゃいけないの?私が我慢しなきゃだめ?
こんな悩みを解消します。
仕事を教えてくれないのに怒られるのは職場の問題。あなたのせいではありません。
理不尽な状況は辛いですが、対策法を身につけ『気楽に・自分らしく』活躍したいですね。
こんにちは。社会人歴10年超・転職2回経験しているゆう(@yublog_com_Y)と申します。
転職や部署の異動などで職場が変わった時「誰も仕事を教えてくれない」と心細いですよね。
自分のミスならともかく、教わっていない仕事のことで上司に怒られると余計に辛くなります。
理不尽だとも感じますが、怒られたことに対しては罪悪感もわくので気分はモヤモヤするばかり。
それでも、こちらが我慢しているだけでは状況は変わりません。
理由と対策をあらかじめ知っておけば、理不尽な環境でも辛い思いをせず仕事ができます。
更にメンタルも鍛えられて「ちょっとしたことでも動じず」にいられるよ!
この際だから鋼メンタルに鍛え上げちゃおう(笑)
【結論】仕事を教えてくれないのに怒られるのは教える側がほとんど悪い
教わっていない仕事のことで上司に怒られてしまうのは、教える側が悪い場合がほとんど。
(経験の有無を問わず)「ろくに仕事を教えない」「ミスがあったら一方的に怒る」
どちらも会社側の都合であり、入社したばかりのあなたにはあまり関係ないから。
いくら前職での経験があったとしても、職場が変われば仕事のルールも全然違います。
前の職場でしていたことが今の職場で許される保証はないため、最低限の業務フローやルールも教えてくれないと不安で仕方ありません。
未経験で入社した方はなおのことですよね…。
教えてくれない中、手探りでもやってみたことが上手くいかず上司に怒られるのは全くの筋違い。
だからこそ、教えてもらっていない仕事のミスで怒られるのは会社側が悪いと考えてOKですよ。
あなたが気に病み過ぎる必要はないよ!
仕事を教えてくれないのに怒られた!実例【体験談あり】
「仕事を教えてくれないのに怒られる」…こんな理不尽なことが今日もどこかで起きています。
私も就職したての頃に経験したよ…。
詳細は後述するけど、まさに理不尽の代名詞で開いた口が塞がらなかったわ。
【仕事教えてくれない、ボロカスに怒られる】
新しい部署、人間関係も仕事もマジでキツい……
— はやと (@haya1989141635) April 4, 2019
社員が仕事教えてくれないって……
教えてもらってないことやれなさったらボロカスに怒られるなんて……
まだ異動して2日目なのに仕事出来るわけないじゃん……
【教えてくれない・無視されるのに、失敗したら怒られる】
自分でも勉強はするけど、ローカルルールやその科だけの決まりや仕事は教えてもらうしか方法がないのに、
— 鬱研修医 (@yuriko01842) December 21, 2019
聞いても教えてくれない、
挨拶も無視される
だけど失敗したときだけ上から目線で怒られる。
君には✕✕する資格はないって怒られたけど、
いや、どうすりゃよかったんだよ
【仕事の流れ教えてくれないのに、なぜか怒られる】
1時間後クソ上司に怒られるな、、
— ゼブラ(19卒 転職活動中) (@ug4v5wqAvYtWpLy) May 18, 2020
仕事の流れとか、次どうすればいいのか教えてくれない、アドバイスもくれないのに何故怒られなければならないのか
私の「仕事を教えてくれないのに怒られた」体験談
新卒で就職したスーパーでの話です。
「アルバイト経験があったこと」から、人員が極限まで不足している店舗に配属。
教えてくれるはずの社員は私が配属される前に「退職済み」+引継ぎ資料は紙切れ一枚。
業務の流れが全く分からない状況のまま、パートのおばちゃんにくっついて何とか初日を終えました。当然定時に帰れるわけもなく…。
正社員でありながら、パートの作業に毛が生えた程度の業務しか身につかず時間が経っていく日々。
配属して1ヶ月が経過したある日…
店長から「売上と利益がマイナスなのは何でだ」「棚卸しもできないなんて」「今まで何やってたんだ」と怒られました…。
「開いた口が塞がらない」とはこのこと。
「こんな状況でよく辞めずに10年も務めたな」と思わずにいられません(笑)
まさに『事実は小説より奇なり』
記事を読んでくれているあなたには、私のように辛い思いをせず済むように…。
実体験に基づいた『仕事を教えてくれない職場で怒られないための対策法』をお伝えしますね。
仕事を教えてくれない理由・5選【教育係の心理を丸裸に】
(新卒・中途入社問わず)新入社員に仕事を教えてくれない理由は大きく5つあります。
- 自分でやった方が早い
- 知っていて当然のこと
- 教えるのは自分の仕事ではない
- 仕事が忙しくて教えられる余裕がない
- 仕事は自分で覚えるもので訊くものではない
「理由」というよりは仕事を教える会社側が感じる「気持ち」ですね。
全ての語尾に『~と思っている(考えている)』をつけるとよりイメージしやすいです。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
自分でやった方が早い
『何もわからない(できない)人にやらせるより、自分でやった方が早い』と、仕事を教えないケースもあります。
忙しく、常に時間に追われている職場に特にありがち。
「この仕事は自分にしかできないから…」と思い込んでいる人も意外といます。
だったら何で私を採用したんだよ…。
…と、教わる側はモヤモヤ。いつまでも仕事を覚えられずデスクに座りっぱなし…なんてことも。
知っていて当然のこと
『仕事を知っていて(できて)当然のこと』だと思われ、仕事を教えてくれない可能性もあります。
特に中途入社の場合「転職=即戦力」と見られていることが多く、教えなくてもわかっているだろうと期待されている場合も。
しかし「経験者採用」で入社したとしても、会社によってやり方やルールは全く違います。
教える側は、長い間同じところにいるので「自社のやり方=他社も同じ」と思いがちでもあります。
この場合は素直に「〇〇がわかりません」と訊けば、すぐに教えてくれる場合も多いです。
教えるのは自分の仕事ではない
『教育は自分の仕事ではないから』
何もできないで困っている新人を見てみぬふり。このような人も残念ながらいます。
どう見ても、仕事を教えるべき立場であっても「上司からの明確な指示がないと動かない」
いわゆる『指示待ち』の人が教育係になってしまうと確かに大変ですが、解決策も明確。
この場合は教わる側が上司に「仕事を教えてくれなくて困っている」とSOSを出せば解決することがほとんど。
上司から教育係に「〇〇さんを教育して」と指示を出してもらう形ですね。
仕事が忙しくて教えられる余裕がない
『自分の仕事が忙しくて、新人教育どころではない』
教育体制が明らかに整っていない段階から採用してしまう…これも忙しい職場にはよくある話ですね。
何もできない新人に教えながらやるよりは、仕事に慣れた自分がやった方が早いのは確か。
とはいえ、新人が仕事を覚えてくれないと「いつまでたっても忙しいまま」
目先の仕事ばかりに囚われず、先のことを見据えて教えてもらいたいですね。
近い将来少しでも楽になれる!と考えれば教えがいもあるよね。
私も「3か月後、半年後にはかなり楽になるぞ…」と期待を持ちながら、新入社員に教えまくってました(笑)
仕事は自分で覚えるもので訊くものではない
『仕事は誰かに訊くものではない』『上司の背中を見て仕事を覚えろ』
『会社は学校じゃないんだから、何でも人に訊くな』…
いや昭和の「モーレツ企業」かーい!!
令和の今でもこんな考えの人はいます。…思わずツッコミを入れたくなってしまいますね。
何でもかんでも訊けば良いわけではないのも確かですが、基本的な流れは教えないとわかりません。
基本なくして応用なし。
教える側には常に念頭において欲しいものですね。
仕事を教えてくれない職場で怒られないための対策法・5選【今日からできる】
『仕事を教えてくれないのに怒られる』
理不尽なことに巻き込まれないためにできる対策法は5つ。
今日からできることばかりだよ!
①謙虚な姿勢を大切にする
大前提としてまず、教わる側のあなたが謙虚な姿勢を大切に。
理由としては、上司・先輩は『自分の仕事の合間に教える時間を作っている』から。
仕事を教えることは時間も労力もかかります。できれば一回である程度は身について欲しいもの。
もしもあなたが「仕事を教える立場」になったとき…どんな人だったら「より仕事を教えたくなる」でしょうか?
- 「教えるのは当然!」とばかりの横柄な態度、メモも取らず同じことを何度も訊く
- 謙虚な態度で、教わったことをしっかり身につけようとする気持ちが伝わる
多くの方が後者を選ぶでしょう。
もしも前者が後輩になったら…丁寧に教える気が少しずつなくなってしまうかもしれません。
「相手の時間を使って教えていただいている」自覚を持ち、謙虚な態度で臨めば気持ちよく仕事を教えてもらえるでしょう。
②上司に状況報告・相談する
こまめに自分の状況を報告・相談する癖をつけたいですね。
「教えてもらえないのに怒られる」のは、もしかしたら上司があなたの状況を把握していないだけかもしれません。
教えてもらっていない仕事を『手探りで行う』前に、仕事を教わっていない事実を先に上司に報告。
上司にどう対応するべきかを相談、指示を聞いてから動けば怒られる可能性はぐっと下がります。
「ちゃんと上司に確認・相談してから動いている」実績を残すことができるから、安心して仕事ができるよ。
「報・連・相(ホウレンソウ)」が大切な理由はここにもあります。
上司に「教わっていない状況」を把握してもらうことで、教えてもらえない状況も改善できるかもしれませんね。
③面倒見がいい先輩・同僚に頼る
『なかなか仕事を教えてもらえない』『教育係の人、いつもバタバタしてて質問もしにくい…』
そんなときは、教育係とは別に「面倒見の良さそうな先輩・同僚」に頼るのもありです。
ポイントは「なるべく教育係の人に一度教わっている先輩・同僚に声掛け」すること。
「教わっている人が同じ」先輩・同僚に頼ることで、間接的に同じ人に仕事を教えてもらっていることになります。
教育係の「先輩に一度訊きましたが…」などと確認を取っておくと更に◎です。
そのため、前述した「謙虚な態度」を取ることはもちろん…挨拶は明るく元気に行う、ちょっとした雑談など…
『声を掛けやすい環境』を作っておくことも大切ですよ。
④過去の資料・データを探してみる
職場内に「自分の仕事に関連した『過去の資料・データ』があれば」積極的に活用しましょう。
パソコン内や書庫、前年データファイルに置いてあることが多いです。
資料・データを見ておくことで「何もしない(できない)時間」が減りますし、ある程度の流れは自分でも把握できます。
あらかじめ「資料やデータを見た上で」質問や確認してくれると
『前向きに取り組もうとしてる!』と教える側にもビシビシ伝わってくるし、より具体的に教えやすくもなってお互い助かるよ。
注意点としては『資料・データを見たから』と、教育係や上司に確認を取らずに勝手に動くのはNG。
データを見た上で「~~した方が良いか」まめに確認しながら動いていきましょう。
確認と声掛けを繰り返すことで、自然と仕事が身についていきますよ。
⑤質問する前に訊く内容を整理する
教育係に質問する前に『何がわからないのか』『どうするべきか』整理しましょう。
「闇雲に何でもポンポン質問」するのはNGです。
まとまりのない質問は、相手の時間を奪う上に『必要な答えが返ってこない』こともあるから。
仕事中たまに「闇雲に質問する人」を見かけるんだけど、教育係が困った顔してるんだよね。
まず「何を知りたいのか、どうすれば解決するのか」から確認してからじゃないと質問に答えられないからね…余計に時間がかかっちゃう。
仕事中に「?」と感じたらいったん止めて、以下の流れで整理してみましょう。
- 何で「?」と感じたのか
- 「?」と感じたのはどこの部分か
- 「?」がどうなっていれば解決できるのか
- 自分で調べられるところを見た上で「?」な点はあるか
- などなど…
メモ用紙を活用して書き出していくのがポイントです。
ある程度整理ができたら、書き出したメモを持って教育係の人に訊きに行くと尚◎。
お互いに無駄なく「質問~解決・対応」できるようになりますよ。
どうしても『仕事を教えてくれない・怒られる』時は【環境を変えよ】
ここまでで「仕事を教えてくれないのに怒られる理由・自分でできる対策法」をお伝えしました。
それでも、全く状況が変わってくれないケースも残念ながらあります。
そんな時は、もうあなたが気にする必要はありません。思い切って環境を変える方向で動きましょう。
「理不尽がのさばる職場」はしょせんその程度
自分でできる対策を精一杯やったけど状況が全く変わらない場合は、早めに見切りを付けましょう。
仕事をろくに教えてもくれない、理由や話も聞かずに一方的に怒るだけ…。
そんな理不尽な教育係・上司がのさばり、誰も手が付けられない職場はしょせんその程度。
やるべきことをやりつくした上で、何も変わらなければ我慢・遠慮はもういりません!
「悪しき環境からの脱出」にシフトチェンジしよう!
自分に合った職場探しをするために
まずは転職エージェント・転職サイトを利用して情報収集を。
転職エージェントのキャリアアドバイザーに相談すれば、自分に合った職場の情報も教えてくれます。
更にハローワークには公開されていない求人もチェックできたり、転職書類の添削・面接対策もやってくれるので効率的に転職OK。
自分に合った職場探しを効率的に行うために!転職サービスを便利に使いましょう。
>>『【30代向け】転職エージェントのおすすめと使い倒す方法、徹底解説!』
転職のめどがついたら「ストレスゼロで退職」しよう
退職代行を使えば、理不尽な思いをさせる上司や会社の人間と一度も顔を合わせず退職OK。
自分に合った転職先が見つかったら、辛い職場に遠慮することはありませんよ。
>>『退職代行おすすめ5選【失敗しない基準を退職経験者が徹底レビュー】』
とはいえ、転職先が見つからないまま辞めるのはあまりおすすめできないよ…。
どうしても我慢ができない!今すぐ辞めたい時は「転職サポートもある退職代行」を利用しましょう。
仕事を教えてくれないのに怒られる時は『理由・対策』を知り行動を
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
今回の記事はこんな内容でした。
「仕事を教えてくれないのに怒られてしまう」のは理不尽だし、非常に辛いのも確か。
それでも、こちら側でできる対策法もあります。
「今日も怒られた…」と嘆くだけではなく、自分でできる努力はどんどんしていきましょう。
自分で考えて動いたことは、たとえ上手くいかなかったとしても必ず役に立ちます。
今日、明日…10年後の自分が笑えるように、できることをやり続けようね!
それでは今回はここまでです。お疲れ様でした!
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