会社を辞めたいけど、面倒ごとは嫌だから『退職代行』を使いたい。
簡単に辞められて便利っぽいし!
…でも、辞められる側からしたら『退職代行』ってどうなんだろう。
「実際に使われた会社側」の話を聴きたいなぁ。
『退職代行を使われたら』会社側は「どんな事情でも受け入れざるを得ません」
最初は驚きましたが、あまりネガティブな空気にはなりませんでしたよ。
(※弊社の場合)
こんにちは。ゆう(@yublog_com_Y)です。都内で事務職をしています。
2020年の1月…「新年初出社日に『退職代行』を使われました」
「新年早々※とんだご挨拶だな!!」
(※とんだ、と飛んだのダブルミーニング)
辞められた当初は、しょうもないギャグが頭に浮かぶぐらい驚いたな。
…もちろん、実際に発言はしてないよ(苦笑)
『退職代行』を実際に使われてしまった弊社の話を
なるべく当時の状況を思い出し「リアル感たっぷり」にお伝えします!
『退職代行』を使われた弊社の対応はもちろん、実際に使っても大丈夫かどうかまで、
「退職代行を使われた会社側」「退職者側」双方の視点でお伝えします。
実際に使われた会社側からの感想を超ざっくり言うと…
『本当に一度も会社に来ないで退職できてる、すごい!』
『こんな形のお別れは残念だけど、業務は止まらないし泣き言や悪口なんて言ってる暇はないな…』
こんな感じです。
また、会社を辞めたいけど、退職代行を使って
「損害賠償請求されたら怖い…」
「嫌がらせされたらどうしよう」
こんな不安も解消できる内容になっています。
是非最後まで読んでみてください。
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退職代行サービスを必要としている人もいる
本題に入る前に、あらかじめ伝えたいことがあります。
「周りがどう思うか」で『退職代行』を使うのをためらわなくても良い。ということ。
なぜなら「退職代行は自分ひとりでは退職に踏み出せない人」の強い味方になれるから。
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- 上司に「退職の意思を伝える」
- 「退職願」を提出して受理してもらう
- 引継ぎや有給残りも加味した退職日の調整
- その他、会社に伝えたいこと
私は『退職代行』を使わず会社を辞めましたが、非常に面倒で時間もかかりました…。
例えば「退職の意思を伝えて納得してもらう→具体的に動き出す」
これだけで1ヶ月以上。
「上司」「部門の責任者」「人事部長」
それぞれからめっちゃ引き留められました。
…特に人事部長からの引き留めはメンタル削られたな(涙)
そこから引継ぎやらで1ヶ月。
実際に会社に行かなくて良くなったのは『退職の決意を固めてから2ヶ月後』
次の職場との兼ね合いもあり、有給は消化できずじまい。
不完全燃焼で無念な思いのまま辞めたんです。
退職は本来「労働者の権利」で、会社の都合に振り回される義理はないはずなのに。
『退職代行』は「辛すぎて、今すぐ辞めたくて困っている方」にこそ使って欲しいサービス。
- もし『退職代行』を使ったら、会社はどう思うだろう
- 『退職代行』を使っても、上司から鬼のように連絡が来たら怖い…
- 会社から報復されて転職先で不利になったらどうしよう
- 「あいつは裏切り者だ」と後ろ指を指されるかも…
確かに、退職の意思は自分でしっかり伝えて「双方で円満に終わる」のが本来であれば理想です。
ですが会社を辞めたいと考える人それぞれで状況は全く違いますし、
『今すぐ逃げるべき』人も間違いなくいます。
「退職」も、あなたの人生における重要な決断。
周りの目を気にしすぎて『自分にとっての正解』が選べなくなるのは辛いですよね。
常に周りを考えられる優しい方ほど
『自分は本来どうすべきか』を迷いやすいですね…。
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退職代行を使われた弊社の話【FAX一枚で「飛んだ」社員と私たち】
ここからが本題。
『退職代行を使われた弊社の話』をまとめていきます。
- 退職代行を使われた弊社で起きたこと【タイムライン】
- 退職代行を使われた弊社の体験談・所感
上記の流れで伝えていくよ!
退職代行を使われた弊社で起きたこと【タイムライン】
『退職代行を使われた日』は2020年の1月。忘れもしない新年初出社日でした。
ここで主に伝えたいポイントは2つです。
- 弊社ではどんなことが起きたか
- 登場人物は誰なのか
- 10時頃出勤時から漂う異様な空気
シフトでは全員出勤のはずが、ある営業社員Aさんだけ来ていない。
事前連絡もなし。部長が何度もA氏に連絡をするも繋がらず。
- 11時頃突如届く「1枚のFAX」
弊社に1枚のFAXが届く。
法律事務所からのもので『Aさんの退職』を告げるものだった。
部長から急に『Aさんが辞めた!』と私たちに通達。
- 12~17時頃更にざわつく社内
戸惑い・驚きを隠せないままも、業務が進んでいく。
- 17時頃Aさんは「もういない」し「戻らない」
外勤していた社員が帰社。
ここで全員がAさんの退職を知る。
- それ以降~粛々と進む「退職手続き」
Aさんの退職手続きを部長・人事担当で進め始める。
たった一日ですっごく色々動きまくったよ…。
年明け早々に辞められたこともあり、ショックも大きかったようですね。
退職代行を使われた弊社で起きたこと、登場人物をお伝えしました。
ここからは、実際に起こったことの詳細をまとめていきます。
新年早々連絡がつかない先輩社員…届いたのは「たった一枚のFAX」
2019年~2020年の年末年始休暇は曜日回りもあり長かったですね。
初出社は腰が重いなぁ…なんて心の中でボヤキながらも、何とか出勤。
しかし、Aさんだけ「待てど暮らせど」会社に来ません。
シフトでは全員出勤日になっているのに。
心配になった部長が何度も電話、LINEなどしても一切繋がらず。
出勤予定時間を大幅に過ぎても現れないAさんに疑念・不信感が起き始めたその時…
一枚のFAXが届きました。
そこには、こんなことが書かれていました。(※身バレのない範囲でほぼ原文ママ)
〇〇株式会社 御中
御社の社員 A様 より依頼がありご連絡させていただきました。
A様は「1月31日をもって一身上の都合により退職」させていただきます。
有給休暇消化も加味した上で本日より出勤しない旨も併せてご了承ください。
退職関係の書類は後程依頼者様より御社に送付致します。
連絡は全て●●を通して行い、依頼者様への直接連絡はご遠慮ください。
●●法律事務所 弁護士 ●●
この後すぐに『離職票・雇用保険被保険者証・私物を送り返すように』なFAXが届きました。
まさに「有無を言わせず」と感じざるを得ません。
「突然の退職!」驚き・戸惑いを隠せない私たち
FAXが届いてから、数十分ほど経った頃でしょうか。
事務所に戻った部長は私たちに一言、こう伝えました。
『Aさんが辞めた。1月いっぱいで退職で、今日から有給消化になったから』
当然のようにざわつく社内。だってあまりの急展開。
「法律事務所からFAXが届く」 → 「Aさんの退職が確定する」
一見すると関係はないように思えますが、私はあることに気づきました。
こ…これは…。
『退職代行サービス』だ!!
しかも弁護士(法律事務所)がやってる方の!
実際は口にも態度にも出しませんでしたが
『本当にFAX来てる…退職代行って本当にすぐ辞められるんだ!すごいな…』
…と異様なテンションになっていたことも間違いありません。(汗)
しかし、Aさん突如の退職により、この先どうなってしまうのか…。
「強過ぎる不安」が社内を支配していたこともよく覚えています。
引継ぎ・私物の持ち帰り・貸与品返却はなし【「この身一つ」で退職】
これは「今思えば…」な話なんですが
Aさんは『2019年~2020年の長い年末休み』で魔がさしたのかなぁと。
退職したときは、引継ぎはおろか「私物は置きっぱなし」「貸与品は持ちっぱなし」でしたし。
前述しましたが、Aさんは『約束を忘れる・守らない・遅刻・嘘をつく』癖があり、
業務にも支障が出ており、部長からよく注意されていました。
更に「ある取引先との案件を一手に」引き受けてたからね。
キャパオーバーしていた部分もあったかもしれない。
あくまで個人的な感想ではありますが…。
残された社員や取引先、お客様のことを考える余裕もなく「本当に魔がさした」としたら
なんだかとても残念だなぁ…と強く感じます。
それでも会社は回っていく
弊社では人員ギリギリで業務を回していた上に、繁忙期(3月頃)を控えていました。
そのため『Aさん退職』による欠員はかなりのダメージ。
更にAさんが『ある取引先への対応業務を一手に引き受けていた』ところが
大きな課題(社内の誰も知らないしできない)としてのしかかりました。
しかし、こんな状況でもいなくなってしまった人を呼び戻すのは困難です。
仕事の確認目的であっても、Aさんに直接連絡することは不可能ですからね。
今の状況を受け入れ、できることをやっていくしか道はありません。
ひとまず、Aさんの代わりになる人は求人をかけて補充することに決まりました。
「Aさんしかできない・知らない業務」に関しては、部長と主任が引継いで進めていくことに。
『退職代行』で突如社員がいなくなったからといって、業務が即ストップはありえません。
残された人で知恵を絞り、穴を埋めながら…その先も進めていくだけです。
人がいなかろうが、引継ぎされていなかろうが…
「それでも会社・業務は回っていくんだ」
所感:辞め方にも人間性が出る
ここからは私個人の感想・意見です。
退職するのは労働者の権利です。どんなタイミング・状況下であっても辞めるのは自由。
会社に合わせる義理はこれっぽっちもありません。
必要だと感じたなら、退職代行を利用するのも大いにありです。
ただ、ほんの少しでもお世話になった会社を辞めるのに
- 引継ぎを一切せずに
- デスクに私物・ゴミを置き去りに
- 対応中の案件を中途半端にしっぱなし
こんな状況では、残された人や取引先・お客様のことを一切考えず
自分の都合だけで辞めたんだなぁ…だとしか考えられないです。
Aさんが弊社から退職を決意するまでにどう考えたのか、魔が指したのか。
本当のところはわかりませんが…
- 自分の業務への責任
- 残された社員への思い
- お世話になった職場への感謝
全て放棄してまで逃げようと結論を出してしまったのは、非常に残念でなりません。
「退職代行を使う・使わない」どちらにせよ、会社を辞める時は『引継ぎ』や『身辺整理』など
自分のできる事前準備をしてからの方が、お互い気持ちよく終われるよなぁ…と感じています。
もちろん、自分の今の状況と照らし合わせて「無理のない範囲で準備」できれば十分だよ。
私が「会社を辞めた時に行った・やっておけばよかった事前準備」は後ほどお伝えします。
退職代行を使われた方の話【意外とよく見かけます】
ここからは「退職代行を使われた他の方の話」を一部ご紹介します。
【バックレ・退職代行の恐怖コンボ】
弊社また職員にバックれくらった上に退職代行使われたらしくてクソ面白かった
— ルール (@dxekhbknx) December 20, 2020
【会社にも落ち度はあるかもしれないが、ただショック】
退職代行の破壊力半端ねーな
— ナオ@角部屋の住人 (@restorewing09) May 28, 2020
依頼が実施されたら会社側は何も打つ手もなく退職を認めざるを得ない状況になる、勿論法律を守らない、従業員の気持ちを踏みにじり下らないルールを押し付ける会社側が悪いから自業自得だが…
ただショックだ、私が使ったんじゃなく使われた側なんだけどね
【使われた側からすると…本気で困る】
退職代行、使われた側からすると本気で困る以外なかった
— 稲ʚ🌸ɞ (@donaiyanenbox) July 10, 2020
【一年に3回も退職代行使われてるのに…】
ちなみにスタッフ辞めまくってた前の医院は1年で3回も退職代行使われたけど、何も改善されなかった。
— なかちゃん️️🐷減量中 (@dhhonne) April 13, 2022
退職代行を使われる=医院側に問題があるって思考にならなかったらしい。
この状態はもう末期。
退職代行を使われたら会社側は何もできない
退職代行を実際に使われた会社はどう対応するべきか。
結論、退職代行を使われてしまったら…会社側はほぼ従うしかありません。
なぜなら、退職は労働者の権利として民法で定められていますし
会社側で無理に引き留めたり妨害しようとしてもほとんど無駄だから。
最悪の場合、退職した人から訴えられるなどデメリットしかないです。
退職を無理に引き留める・脅して働かせ続けるのはれっきとした労基法違反だよ…。
会社側の対応は…後で本人から送られる退職届をきちんと受理し、手続きを進めるのみです。
会社は、退職代行業者or弁護士から以下のことを要求されます。
- 代行業者or弁護士を通しての対応・退職者への直接連絡をしないこと
- 退職により業務に支障をきたす場合でもやはり連絡をしないこと
- 退職者と業者or弁護士で決めた退職スケジュールに従うこと
- 離職票・雇用保険被保険者証など書類は早急に返すこと
退職代行業者or弁護士は、退職希望者の要望を会社に通すために対応します。
そして、一度退職代行が実行されてしまったら会社側はほぼ従うしかありません。
繰り返しになるけど、会社が下手に抵抗したところで
『労基法違反』になったり、悪い噂を流されたり…
不利な立場になるだけだからね。
退職希望者側の視点で考えると、退職成功率は非常に高いと証明されたことにもなります。
「退職代行って、本当に辞められるの?」
と、心配になる必要はほぼないと言って良いでしょう。※
退職代行を使われた…弊社が行った対応
『退職代行を使われた弊社』がその後行った対応はこの4つでした。
何でこんな風に辞めちゃったんだか…
もうすぐ繁忙期なのに、困ったね…
対応中、部長と人事担当マネージャーがため息交じりで話していたことを覚えています。
退職代行を使った「事実確認」
FAXが届いたあと、部長は退職代行を行った弁護士に連絡をして事実確認を行っていました。
別の人がいたずらで使っていたら…という可能性も0.01%でも残っているからですね。
しかしその望みはすぐに打ち砕かれます。
紛れもなくAさん本人が、弁護士事務所に退職代行を依頼した事実が判明したからです。
残された社員へ「退職通達」
事実確認後の対応は早かったです。
部長は、社内にいる全員に聞こえるぐらいはっきりした声でこう言いました。
『Aさん、今月付で会社辞めます。今日から有給消化するのでもう来ません!』
その時の部長の表情は今でも覚えています。
まさに「無」って言葉が一番しっくりくるな…って感じたよ。
創業当時からのメンバーで関係も長かったし
かなりショックだっただろうな…。
退職した社員の「残務整理」
『飛んだAさん』のことでいつまでも感傷に浸ってもいられません。
なぜなら…彼は本当に「何の準備もせずに」辞めてしまったから。
- 業務引継ぎなし
- 私物はデスクに置き去り
- 社員証、保険証など貸与物は持ちっぱなし
- デスクは不要物(ゴミ)まみれ
- などなど…
ただでさえバタついている中「社員全員が業務をストップ」せざるをえなくなったのです。
Aさんのパスポートが置いてあったときは流石にちょっと…と思いましたね。
『デスク周りの整理〜彼が一人で抱えていた案件のピックアップ』が始まりました。
担当していた仕事の「引継ぎ」
彼が担当していた案件を今残っている社員に割り振っていきます。
こちらの都合だけで、仕事を止めるわけにはいかないのです。たとえ社員が飛んでも。
部長、課長や主任が手分けしてお客様・取引先にAさん退職の旨と
今後の話をしまくっていたことが、昨日のことのように思い出されます。
退職代行を使って辞めた人・代行業者にやってはいけないこと
しつこいようですが、退職代行を使われてしまったら「会社側の抵抗は無駄」です。
むしろ下手に抵抗をしてしまうと余計に心証が悪くなり、会社の評判が落ちる可能性も。
「退職者・代行業者(弁護士)」にやってはいけないことを確認しておきましょう。
退職届を受け付けない
『退職届を受け付けない』=「退職を拒否」「会社に残るよう説得・強制する」
ブラック企業の退職引き留めあるあるですが、法律違反です。
なぜなら、労働者は「民法627条1項」で『退職の自由』が保障されているから。
当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申し入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申し入れの日から2週間を経過することによって終了する。
民法627条1項
また、退職の意思表示を会社に拒む権利はありません。
退職拒否は「労働基準法第五条」における『強制労働』にあたります。
使用者は、暴行、脅迫、監禁その他精神又は身体の自由を不当に拘束する手段によつて、労働者の意思に反して労働を強制してはならない。
労働基準法第五条(強制労働の禁止)
つまり「退職代行による退職」であったとしても
労働者は権利を行使しているだけ。
会社側がとやかく言う権利は本来ないんだよね…。
代行業者にキレた対応をとる
退職代行業者or弁護士に「キレた対応」をとってしまう…。
これもブラック企業あるあるです。
ふざけるな!!!(ブチ切れ)
本人を出せ!本人から直接言われないと退職は認めないぞ!
俺のいうことを聞かなかったら、本人の家に今すぐ行ってやるからな!
会社に損害を与えたことになるからお前も含めて落とし前付けさせるぞ!
極端かもしれませんが、こんな感じ。
キレた対応が良くないのは、シンプルに『適切な対応ではない』から。
代行業者も弁護士も「会社がキレて罵声を浴びせる可能性」は考慮済み。
ていうかぶっちゃけ慣れています(笑)
例え会社側から脅しに近いことを言われたとしても「法律」を盾に粛々と対応されるだけ。
いわゆる「のれんに腕押し」にしかならないので、やめた方が良いですよ。
家族や知人を経由して「何とか本人に連絡を取ろうとする」
『退職代行』を使われたら、基本的に「退職者本人に連絡を取らないよう」伝えられます。
それでも、会社側は退職者本人に連絡を取ろうとします。
家族や知人を経由してまで『何とか本人に連絡を取ろうとする』例も少なくありません。
これもやってはいけません。
理由は『家族や知人に「ここはブラック企業です」と紹介するようなもの』だからです。
退職者は、退職代行利用後は「会社からの連絡にはほぼ応じません」
辞めた会社から何か言われる筋合いはもうありませんからね。
それに、家族や知人経由で連絡が来たとしたら…
『あんた、あの会社大丈夫?やばくない?』ってなるよね。
余計に「辞めてよかったあんな会社!」って
退職者の心が離れていく一方だよね…。
辞めた人にいつまでもすがっている場合ではありません。
『退職代行経由の退職』であっても、事実をしっかり受け止めて適切な対応を取るべきですね。
退職代行を使われた会社は…今後使われることがないよう改善するべき
『退職代行を使われた会社』が今後するべきことは1つ。
- 「二度と退職代行を使われることのないよう」改善に努める
「退職代行を使う奴はクソ」
— けいみー👔転職の人 (@keimii41) January 24, 2021
「退職くらい自分で伝えろ」
という意見をよく見るけど、言えないくらい精神的に追い詰められた人の立場になったことあるのかな。何かと理由をつけて引き止めたり、退職を申し出た途端に嫌がらせをする人もいる。使われた側はもっとよく原因を考えた方がいい。
退職代行サービス
— タケさん@公務員投資家 (@Ot5VCuZYcqkuwWF) January 19, 2021
私は需要のある良いサービスだと思う。
職場に言うのが怖くて我慢してる子達もいると思います。
ブラックな職場ほど「辞めます」と言うのが大変だったりします。
退職代行を使われた会社は「社員にとって辞めるを言えないほど風通しが悪い職場」と自覚すべきだと思います。
上記ツイートでも言われていますが、
『退職代行』を使ってまで辞めたくなる会社には「何かしら問題がある」ことが多いです。
例えば、労働者側はこんな事情で『退職代行』を使っています。
- 上司が嫌いになった
- 会社との信頼関係が築けなかった
- 度重なるハラスメントで心身ともに追い詰められた
- この会社で働くことでの「明るい未来」をイメージできない
- などなど…
退職代行サービスの料金相場は『約30,000円~50,000円』
決して安くないお金を払ってまで辞めたくなる明確な理由があることは間違いありません。
もちろん会社にも様々な事情があるのもわかります。
しかし『あいつは裏切り者だ』と、退職者のせいにしているだけでは何も変わりませんし
最悪「次の退職代行利用者」が現れる日は近いかもしれません。
これを機に会社の環境を整え「人材の流出」を抑えたいものですね。
悪夢(退職代行利用者)再び…【2022年7月追記】
最初に退職代行で辞められた2020年1月から約2年6ヶ月後のある日。
またしても事件(?)は起きました。
今度は「一気に2人、同時に退職代行を使われました」
【悲報】
— ゆう🐦普通に働け (@yublog_com_Y) July 26, 2022
今日だけで2人社員が辞めた。
しかも(おそらく2人とも)退職代行で🙃🙃🙃
【なんなん…】
2022年7月26日の午前11時ごろ、とある電話が入りました。
今回は著者が最初の電話を取りました…。
電話口からの第一声は
『〇〇ユニオンの●●と申しますが、~~さん(部長)はいらっしゃいますか』
部長に取り次ぐも「〇〇ユニオン?そんな人と話した覚えないな…」とキョトン顔。
電話に出た瞬間、彼の表情がスッ…と変わりました。
その後物々しい雰囲気のまま、マネージャーを呼び別室に移動したのを見て真っ先に察しました。
またか…。
はい。またしても退職代行使われました!今度は法律事務所経由ではなく労働組合経由で。
…って…やばくないか?流石に。
初回の電話から1~2時間経たないうちに、社内SNSで彼ら2人の退職が伝えられました。
退職代行への対処(退職処理)速度がだいぶ早くなってて思わず苦笑い。
代行業者への対応だけ早くなっててもしょうがないし、
そもそも社員が辞めないように改善とかしてたのかな…
と。弊社に対する不信感が生まれたのも確かです。
ちなみに退職した2人は試用期間内に辞めました。
長年勤めていたならともかく、入社3ヶ月以内で退職代行を使うのは正直どうなんでしょう。
よほど弊社に嫌気がさしたのか。退職そのものが面倒でお金払ってでも逃げたかったのか。
どちらにしてもろくなものではありません。
採用・教育にかけたコストが一瞬で無駄になる恐ろしさは計り知れません。
今度こそ最悪の形での人材流出が起きないよう改善して欲しいと強く願いながら、私は粛々と仕事を続けていきます。
>>辛い職場に悩むあなたの駆け込み寺|退職代行SARABA|労働組合の退職代行で失敗はほぼナシ
退職代行を安心して使うために【失敗しない選び方】
ここからは、記事を読んでいただき少しでも『退職代行』に興味を持たれた方向けのお話。
失敗しないために、『退職代行』は安心して使えるところを選びたいものです。
「安心できる退職代行サービスの選び方」ポイントは3つあります。
『安心して使えるサービスか』
『悪徳業者か』を見分けるポイントだね!
万一会社から「退職を拒まれた」としても、交渉ができる
『労働組合運営』か『法律事務所運営』の退職代行なら失敗はほぼゼロ。
最短で即日退職も可能です。
詳細は以下の記事もご覧下さい。
2回会社を辞めた私が厳選した退職代行サービスも紹介しています。
>>『退職代行おすすめ5選【失敗しない基準を退職経験者が徹底レビュー】』
あえておすすめを一つ挙げるならば「退職代行SARABA」です。
その理由は3つありまして…
- 合法で会社に交渉ができる「労働組合運営」
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深夜1時~3時とかでも数分以内に返信が返ってくるから
「本当にその日のうちに辞められる!」って大評判だよ。
公式サイト>退職代行SARABA|退職成功実績7,000件超!安心して辞めるなら一択!
関連記事>『退職代行SARABAの評判は本当?【2回退職した私がレビュー】』
迷惑をあまりかけずに会社を辞めるには【ポイントは事前準備】
『退職代行を使う場合』であっても、なるべく会社の人に迷惑はかけたくないな…。
そんな優しいあなたに、退職前にやっておきたい事前準備をお伝えします。
2回会社を辞めた私が…
- 退職前に実際にやったこと
- やっておけば良かったこと
実体験ベースでまとめました!
特に「有給の残日数の確認」「転職エージェント・サイトへの登録」はマスト。
『退職日を決めるのに必要』『自分に合った職場が見つかりやすくなる』からです。
『退職前の事前準備』についてもう少し詳しく確認したい方は、以下の記事もご覧ください。
>>『会社を辞めるその前に考えるポイント・事前準備5選【後腐れ・損なく退職!】』
使われた会社は認めざるを得ない=退職代行の有効性が証明された瞬間
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
今回はこんな内容でした。
※クリックすると見出しまで戻れます。
記事を通して私が伝えたいことは2つ。
- 『退職代行』を使われる会社には何かしらの原因がある
- 周りの目を気にして『退職代行』を使うことをためらわなくても良い
「退職」は、退職者本人はもちろん会社側にとっても大きなこと。
これを機に社内環境を改善できれば、双方にとって良い方向に向かうのは間違いありません。
弊社の話が、改善のきっかけになってくれてたら嬉しいな!
それでは、今回はここまで。お疲れ様でした。
「会社を辞めたい…」と思ったら、こちらの記事も読んでみてください。
>>『【もう疲れた】会社を辞めたい!と感じる理由・「本当に辞めるべき人」はこんな人!』
会社を辞めて『無職になっても転職できる!』…30代で無職から転職した経験をまとめました。
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