『投資をしたいんだけど、何から始めたら良いかすらわからない』
『金融のプロの解説記事はたくさんあるけど難しく感じる』
『投資初心者目線の記事があれば、もっと考えやすいんだけどな』
こんな方に役立つ内容を目指しています!
『投資初心者』の方は無理なく心穏やかに、3つのポイントをおさえてやってみましょう。
●「長期的目線(20年~30年計画)」でじっくり
●「余剰資金(当面使う予定のないお金)」で生活に負担をかけず
●「積み立て(決めた金額を毎月(毎年)」で穏やかに淡々と
理由は『一番「失敗しにくい」投資方法』だからです!
私は32歳から投資を始めました。3つのポイントを守りながら「コツコツと継続」しています。
今回はそんな私の『資産運用ポートフォリオ(金融商品の組み合わせ)』を(できる範囲内で)公開します。
投資歴はまだ2年。「初心者」の域を抜けていません。だからこそ伝えられることもあると感じ、この記事を書きました。
最後まで読めば『投資を始める上で大切なこと』『投資を継続するための気持ちの保ち方』が身につき、資産作りへの選択肢がより広がります!
この先変えるつもりのない基本方針は『ハイリスクをとらない』『余剰資金で』『長期的目線で』!
未来のためにお金を育てていく…そんなイメージでやっています。
「金融商品への投資に抵抗がある方」も、上記の方針を守ればそんなに怖いものではありませんよ。
30代女性の資産ポートフォリオ大公開! 初心者目線でいろいろ語る
私(34歳女性)の資産運用ポートフォリオはこれです!
現在(2020年5月~6月)は主に4つの資産を持っています。
- 銀行預金(現金)
- インデックス投資信託+バランス投資信託
- 個別株式(高配当株式投資)
- 一時払い終身保険(米ドル建・定期支払金付きタイプ)
プライバシー保護の観点から詳細は明示しませんが、おおよその総額は約950万円ほどです。
生活費など「使う予定のあるお金」は除外しています。
持っている資産それぞれに目的と描くイメージがあります。
銀行預金(現金)
=投資信託、株式、ETFなど金融商品の元手資金+緊急予備資金
投資信託
=20~30年後(50代後半~60代)のための資金作り
個別株式(高配当株式投資)
=配当金を年に2回受け取り、再投資を行う元手へ
=将来的には配当金を生活費の足しにする
一時払い終身保険(米ドル建・定期支払金付きタイプ)
=積立利率が10年間固定される+1年に一回利息分が受け取れる
=受け取った利息分は高配当株式や米国ETFなどの元手資金として貯めておく
ここまでのまとめ
=『余剰資金』で『老後の為の資金+生活のうるおい資金』を作り上げるために投資中。
『投資初心者』の方にまず考えて欲しいのは
「自分は何のために投資をするのか」をはっきりさせておくことと
「投資を続けられるだけの余剰資金があるかどうか」です。
特に『余剰資金(当面使う予定のないお金)』があるかどうかは、非常に重要です。
余剰資金がない状態で投資を始めるのは危険なので、まずは貯金して「資金作り」をするところから始めましょう。
ここからは、それぞれの投資先への目的や考えを詳しくまとめていきます。
投資の主軸は『つみたてNISA』×『インデックス型投資信託』
投資の主軸は『インデックス型投資信託』です。
投資信託では『つみたてNISA』制度を活用中です。ざっくり言うとこんな制度です。
- 本来投資信託などで得た利益には税金がかかるが、つみたてNISAで得た利益は『非課税(税金がかからない)』
- 非課税の枠は『毎年40万円まで』、期間は『最長で20年間』
- 投資先は、金融庁が定めた条件を満たした「投資信託・ETF」などに限る
つみたてNISAとは、特に少額からの長期・積立・分散投資を支援するための非課税制度です(2018年1月からスタート)。
つみたてNISAの対象商品は、手数料が低水準、頻繁に分配金が支払われないなど、長期・積立・分散投資に適した公募株式投資信託と上場株式投資信託(ETF)に限定されており、投資初心者をはじめ幅広い年代の方にとって利用しやすい仕組みとなっています。
とにかく『長い時間をかけて』『コツコツと積み立てて』投資をしていきたい人に向けた制度です!
『インデックス型投資信託』にはこんな特徴があります。
- 特定の基準(例・日経平均株価やNYダウ、S&P500など…)と同じ値動きを目指している
- 運用成果が比較的わかりやすい
- 特定の基準に沿った会社の株式など『複数で運用』しているため、分散投資ができる
- 運用コスト(信託報酬(保有しているだけでかかる手数料))が比較的割安
「インデックスファンド」は、あらかじめ決められた指数(ベンチマーク)と同じ値動きを目指して運用されます。したがって、対象となる指数の値上がりを予想する方、わかりやすい運用成果を求める方にとって、とても利便性の良い金融商品です。
また、運用コストが比較的低いものが多いのも魅力のひとつです。ベンチマークの異なるインデックスファンドを組合わせることにより、比較的低コストでご自身の投資目的に合ったポートフォリオを構築できるため、投資経験者の方にも広く活用されています。
投資初心者の方には『王道』と呼べる投資方法だよ!
長期的な目線で、コツコツ着実に資産を増やしていきたい人向けですね。
投資信託にかかるコストを可能な限り抑える+安定度が高いものを優先的に選んでいます。
『投資先の分散』と『米国(アメリカ)の経済成長性』を考え、主に米国株式、全世界株式インデックス投資信託に積み立てています。
一部ですが、株式・債券・REITの8資産均等バランス投資信託も保有しています。更なる分散目的ですね。
現在(2020年5月~6月)は新型コロナウィルス(COVID-19)流行にともない、下落傾向にあるのか…と思いきや、そこまで落ち込んでいる様子ではなさそうでした。
しかしこの先どうなってしまうのか、誰にもわからないのが金融市場。目先のアップダウンに囚われていては話になりません。
でも自分のお金だし、やっぱり気になっちゃうよねぇ。
この際、証券口座を当分見ない方がメンタルも安定するよ!
えぇぇ…。
すぐに使うお金じゃないんだから気長にいこうよ、気長に。
投資の大原則「長期・分散・積み立て」を忘れることなく『お金を育てて』いきます。
一時払い外貨終身保険は定期支払金(年に一回)目的
一時払い外貨終身保険(米ドル建・定期支払金付き)にも投資しています。理由は3つです。
- 米(アメリカ)ドルは『世界機軸の通貨(お金)』で、多くの国で取引されている「流動性・安定性」が高いから
- 日本円よりも圧倒的に利率が高く(日本円・約0.01% 米ドル・約2.00%)、銀行預金よりも増える見込みがあるから
- 生命保険なので投資したお金は『死亡保険金』として家族に遺せるから
私が加入しているのは『定期支払金付きタイプ』で、年に一度『利息分のお金』を受け取れます。
運用する資産がある程度の金額に達するまでは、基本的に利息や配当金は『再投資』用の元手にします!使い込みません!!
※米ドル建保険など「外貨建金融商品」には『為替変動リスク』があります!当ブログでもわかりやすくまとめていますので、あらかじめ確認をしておくことをおすすめします。
個別株式は配当金目的(高配当株式投資)
いわゆる「個別株投資」と呼ばれる投資もやっています。目的は「配当利益」です。「高配当株式投資」と呼ばれています。
「配当利回りの高い」「安定的な経営を行っている」企業の株に絞って購入して持ち続け、年に2回『配当金』を受け取り続けることです。
この方法は「短期売買」と違い、自分がこれだ!と思った株式を買って持ち続けるだけなので比較的メンタル的には優しめです。
株価が下がり気味で「含み損」がある状況だと落ち込みますが、そういう時も証券口座をなるべく見ないようにしてメンタルを保っています。
「高配当株式投資」の注意点は、配当金が減ってしまう『減配リスク』と配当金が出なくなってしまう『無配リスク』です。
「短期売買」と違いこまめにチェックする必要はありませんが、企業の決算月が近づいてきた時には「減配or無配にならないかどうか」確認する必要はあります。
30代女性の資産ポートフォリオ大公開! 所感と今後の指針
最後まで読んでくれてありがとう!
ここまでで『ある34歳女性の資産運用ポートフォリオ』を見てもらいました。
自身の所感と今後への指針、記事を通して伝えたかったことをまとめます。
記事を読んだことで少しでも『投資』『資産運用』に興味を持っていただけたなら嬉しいです。
コメント
積み立てNISA 非課税枠の説明について
毎年20万円、40年間と書かれていますが
40万、20年の間違いではないですか?
記事を読んでくださいましてありがとうございます。
ご指摘の通り金額と期間の記載が逆になっていましたので、訂正させていただきました。
「正:毎年40万円 最長20年」「誤:毎年20年 最長40年」