『仕事がなかなか覚えられなくて焦る…』
『会社の人に迷惑かけたくないし、早く仕事を覚えたい』
『仕事を早く覚えるコツがあれば知りたい』
こんな悩みを解消します。
こんにちは。
社会人歴10年超・転職2回経験済のゆう(@yu_etpirica)と申します。
仕事を始めたばかりだと「なかなか覚えられない…」と落ち込んだりしてしまいがち。
頭ではわかっていても『周りに迷惑をかけていないか』心配になり余計不安になるんですよね。
私も入社したての頃は「早く覚えたいのになかなか覚えられないジレンマ」に苦しみまくりました…。
ですが、この記事を読んでいただくとスムーズに仕事を覚えられるのはもちろん…
『あなたが入ってくれてよかった!』…と言ってもらえるきっかけをつかむことができますよ。
仕事を早く覚えるコツはこの7つ。
仕事を早く覚えるコツの詳細はこちら!
(クリックすると見出しまでジャンプします)
同じ職場で長く働くにせよ、転職を考えるにせよ…。
「仕事を早くできる方法」を知っておき、自らの価値を高めていきたいですね。
仕事を早く覚えるために大切なことは『自分から考え、動くこと』
仕事を早く覚えるために大切なことはこの2つ。
- 主体性
- 積極性
あなたがどんな立場(新卒・中途採用)であっても、自分で考えながら動くようにしましょう。
その理由はシンプル。
「自分から何もしない」など受動的な意識だと『仕事を覚える機会』が少なくなるから。
上司や教育担当の方は『自分の仕事の合間に教育』しています。
そのため、教わる側も積極性を持って動かないと仕事を早く覚えることはできません。
限られた時間の中で「より多くの仕事を身につける」ために…
「受け身」「指示待ち」の考えは捨てましょう。
「早く覚えて役に立ちたい」と能動的に動ける人と受動的にしか動けない人では
『仕事の習得度合い』が雲泥の差。
『主体性と積極性』は、仕事を早く覚えるために大切なことだと言えます。
仕事を早く覚えられる人・覚えられない人の特徴
『仕事を早く覚えられる人・覚えられない人』
大きな差は冒頭でもお伝えした通り、教わる側の『主体性・積極性』があるかないか。
まずは「仕事を早く覚えられる人・覚えられない人」それぞれの特徴を見ていきましょう。
自分はどちらに当てはまるか、チェックしてみよう!
仕事を覚えられない人の特徴・3つ
仕事を覚えられない人の特徴はこの3つ。
- プライドが異常に高い
- メモを取らず質問もしない
- 言われた仕事「のみ」やっているだけ
プライドが異常に高い
仕事を覚えられない人の特徴、1つ目は「プライドが異常に高い人」
仕事ができないと評価されてしまう人の特徴でもあります。
こんな場面、見たことありませんか?
上司が部下に注意をしています。
内容は「部下の仕事のミス」の指摘。
誰がどう見ても完全に部下の見落としが原因です。
しかし当の部下はそれを認めず、謝罪を一切しないばかりか…
「違うんです!あれは〇〇さんが~してくれなかったからです!」
と、他人に責任転嫁してばかり。
他にも、自分の仕事も満足に覚えられていないのにも関わらず…
『私はもっと責任のある仕事をしたい』…と主張してばかり。なんてケースも。
プライドが邪魔をして、自分の立場を冷静に理解することができないパターンですね。
自分のプライドを押し付けてばかりの人に「積極的に仕事を教えたい!」と思うでしょうか。
与えられた仕事を「きっちり覚えられる」までは、素直にまっすぐ取り組むようにしたいですね。
メモを取らず質問もしない
仕事を教わっているとき…
- メモを一切取らない
- 質問や確認を一切しない
こんな人、意外といます。
仕事中はメモ用紙とペンを手放せない私からしたら信じられない話なんだけど
…本当にいるんだよ。
その人から「仕事を覚えたい」意思を感じられませんね…。
これは私の職場の話ですが、仕事を教えるときも、ミーティング時も、注意されているときも…
メモを一切取っていない社員さんがいました。
その方は、仕事のメモを取らないだけでなく…
- 取引先、お客様との電話連絡時もメモを取らない
- 取引先、お客様との連絡履歴を一切残さない
- 当然のように報連相もできない
周りの人にも迷惑をかけてしまう系の方でした。
「その人にしかわからない案件」で催促やお怒りの連絡をいただくこと、何回かあったよ。
どうしたら良いかわからなかったので謝るしかなかったよね…。
その方、ある日突然FAX一枚で会社辞めてしまったんですよね。
引継ぎや申し送りも一切なく。しばらく対応に追われて大変そうでしたね…。
ここまで極端ではないにせよ…「メモを取らない・質問、確認もしない」方は
同じようなミスを連発したり上司に指摘されまくったり…良いことはありません。
積極的にメモを取ったり質問、確認する癖はつけたいものですね。
言われた仕事「のみ」やっているだけ
言われた仕事「のみ」やるだけの方も、仕事を覚えられない人の特徴です。
『指示待ち状態』で、上司や教育係から次の指示がないと動けない・動かないケースを指します。
言われた仕事「のみ」しかやらない・できない人は…
周りを見て臨機応変に動けないため手持ち無沙汰になってしまうことも。
上司・教育係から次の指示を振られるまで、自分から考えないし動かないので
「周りが忙しいのに暇そうにしている」例もよくあります。
これでは、言われた仕事「のみ」しか覚えられないため先にはつながりにくいですよね。
指示を待つだけではなく、周りを見て他にできることはないか…
上司・教育係に積極的に声掛けできるようになれれば、効率的に覚えられるようになっていきますよ。
これは完全に余談ですが…
「覚えられない」=『仕事に興味を持てず覚える気になれない』…とも言い換えられます。
実際にやってみて初めて気づいたり、部署異動などで仕方なく…という場合も。
私は「『お客様に本当に役に立つ』ことがしたい」と感じていたため、利益のために『心から良いと思えない商品』を提案しなければならないのは辛かったです。
そんなこともあり、結果も思うように出せず「仕事を覚える気」もなくなったんですよね。
転職した仕事は『会社全体の役に立てる仕事』だと確信できたので、いくらでも覚えられました。
どうしても覚えられない時は『自分が向いてると思える仕事』を探すのも選択肢としてはアリですよ!
私が実際に活用して今の職場に出会えたサービスは以下の記事で紹介しています。
>『【30代向け】転職エージェントのおすすめと使い倒す方法、徹底解説!』
仕事を早く覚えられる人の特徴・3つ
仕事を早く覚えられる人の特徴はこの3つ。
- 明るく元気で素直
- 周りに気を回せる
- 積極的に質問・確認している
詳しく見ていきましょう。
明るく元気で素直
『常に明るく元気』『素直』な方は仕事を覚えやすいです。
上司や教育係の方が「仕事を積極的に教えたくなる人」の特徴とも言えますね。
もしあなたが仕事の教育係だったとして…
どっちのタイプに積極的に仕事を教えていきたいでしょうか。
早く皆さんの役に立ちたいです!どんどん仕事教えてください!!(メモ帳片手)
よろしくっす…。
(適当に仕事して定時で帰っちゃいたいオーラ全開)
多くの方がAさんタイプの人に仕事をより教えたい!…と考えるはず。
明るく元気で素直な人には仕事を教えてもらえる機会が増えていきます。
結果的に仕事を早く覚えられるようになりますね!
周りに気を回せる
周りを見て気を回せる人は、仕事を早く覚えられます。
その理由はシンプルで…
「終わったら次は何をするべきか」を考えられる=業務全体の流れを捉えられているから。
周りを見て『積極的に次は何をするべきか』を考えて動ける人はどんどん仕事を覚えられるため、職場内でも高く評価されます。
周りからの評価が高くなると、嬉しくなって「もっと頑張ろう!」ってなるよね。
もっと頑張って仕事の質を高める→更に評価されて報酬アップも期待…
そんなプラスのサイクルも作れるかも!
今の仕事に慣れてきて、気持ち的に余裕が出てきたら
周りを見て次にできることはないかを考えられるようになれれば最高ですね。
積極的に質問・確認している
積極的に質問・確認ができる人は、同じミスを連発・指摘されることはほぼありません。
仕事に対して「主体的に考えられ、疑問を感じたらすぐに確認する癖」がついているため
ミスも少なく着実に覚えていけるからですね。
主体的・着実に仕事を覚えていくことができる人は『結果的に仕事を早く覚える』ことができ、職場に早く貢献できます。
とはいえ、教えてもらったばかりのときは「わからないこともわからない」はず。
そんなときは『教えてもらった仕事の流れを一旦確認する癖』をつけるようにしましょう。
例えば…
- 一連の流れを自分でも復唱、上司・教育係に聴いてもらう
- 始めたての仕事は作業の都度、報告と確認をする
こんな感じで、慣れるまではこまめに確認しよう。
その際も、メモはこまめにとり
「同じ内容で質問してばかり」にならないよう気を付けたいですね。
確認をしっかりできれば、安心して仕事ができますし『間違いなく』覚えられます。
ミスなく着実に仕事を覚えるためにも、積極的に質問・確認をしていきたいものですね。
仕事を早く覚えるコツ・7つ【今日からできる】
それではここからが本題です。
「仕事を早く覚えるコツ」を7つお伝えします。
私が今の職場で仕事を早く覚えるために、意識的にやったことをまとめました!
できるところから少しずつ取り入れてみてね!
コツ①:ノートにメモを取る
仕事を早く覚えるコツの一つ目は「メモを取ること」
『何を今更…』と思われるかもしれませんが、仕事を早く覚えるためには最も大切なこと。
前述したように、メモを取らない人は意外といらっしゃいます。
そしてメモを取らない人は『例外なく』仕事をなかなか覚えられずミスを繰り返す傾向がありますね…。
上司や教育係に仕事を教わる時はもちろん
仕事の指示を受ける時、電話対応時…どんなシーンでもメモは大切です。
私が今の職場で実際にやっているのは『メモ帳ではなくノートでメモを取る』こと。
ノートでメモを取るとこんなメリットがあるよ!
ノートはメモ帳より大きいため、なくしてしまうことはほとんどありませんし
大きな字でたっぷり書けるため、後述する『振り返り』『業務マニュアル作成』にも役立ちます!
これは余談ですが…新しい仕事を教わる時はこのようにすると、より定着しやすいですよ。
『メモを取った後とったメモをもとに復唱して上司・教育係の方に聴いてもらう』
『教わり、メモを取る→インプット』
『復唱確認→アウトプット』
インプットとアウトプットを同時に行うことになるのでより覚えやすいんですね。
関連記事>『【忙しい30代向け】アウトプット前提のインプットが効率最高な理由』
コツ②:振り返りの時間を作る
特に新しい仕事を教わる時は、一日のどこかで振り返りの時間を作りましょう。
学校の勉強でも復習はとても大事ですが、仕事を覚える時も全く同じ。
振り返りが大切な理由は、一度覚えただけでは必ず忘れてしまうからです。
ドイツの心理学者であるヘルマン・エビングハウスは「記憶と忘却率」についてこんな実験結果を出しています。
人は何かを学んだ時…
- 20分後には42%忘れる
- 1時間後には56%忘れる
- 9時間後には64%忘れる
- 1日後には67%忘れる
- 2日後には72%忘れる
- 6日後には75%忘れる
- 31日後には79%忘れる
「エビングハウスの忘却曲線」と言います。
どこかで聞いたことありますよね?
この実験からわかることは、一度覚えただけで復習をしないでいると…
『一日経ったら半分以上忘れてしまう』という事実。
しかし、24時間以内に5分~10分復習の時間を作ることで2日目以降も忘れずにいられます。
仕事の合間、電車移動中など…ちょっとした時間でOK。
思い出したりメモを見返したり…記憶を定着させましょう。
コツ③:覚える期限を設定する
仕事を早く覚えたいときは、自分の中で『~日までに覚える』と期限を切ってみましょう。
期限を決めてしまうことで「絶対に覚えるんだ!」…とモチベーション・集中力が高まります。
実際に覚えることができた時の達成感もすごいよね!
スタンフォード大学でこんな実験結果が出ています。
「提出期限が決まっているレポート」と「提出期限が決まっていないレポート」
それぞれの提出率がどのぐらい違うのか?
- 期限が決まっていないレポートの提出率…25%
- 期限が決まっているレポートの提出率…66%
提出期限の有無で提出率に41%もの差が!
『期限を切るか切らないかで結果が変わる』ことがはっきり証明されています。
具体的には、以下の流れを繰り返してみましょう。
- 「~日までに覚える!」と自分の中で目標設定
- 目標から逆算して一日の流れに落とし込む
- 一日の終わりに振り返り、進捗を把握し翌日以降に繋げる
繰り返していると、いつの間にか仕事ができるようになっているよ!
コツ④:仕事を「流れ」でとらえる
仕事を「流れ」でとらえることで、モチベーションが高まりより効率的に覚えられます。
「私が今やっている仕事は、次はどう繋がっていくんだろう?」
自分の仕事と他の人の仕事との関連性を意識してみましょう。
例えば、私の仕事は『事務』で主にこんな仕事をしています。
- 電話対応
- 資料作成
- スケジュール管理
- 客先への報告処理
- などなど…
目的は『営業~現場へ漏れ・ミスなく引きつぐ』『遅滞なく報告・連絡をする』こと。
職場内全体に関わってくる仕事です。
自分の仕事は「どこに繋がり、最終的にはどうなるのか」を意識するだけでも
『仕事を流れでイメージ』しやすくなります。
『流れ』でとらえられるようになると、次に何をすれば良いのか迷いにくくなるよ!
コツ⑤:「?」と感じたら質問・確認
少しでも疑問に感じたら「こまめに質問・確認」する癖をつけましょう。
特に大切なのは『仕事を教わっている時』
先に「疑問点を徹底的に潰しておくこと」でミスが激減しますし
上司・教育係も『仕事を覚えようと頑張ってくれてる』と良いイメージを持ってくれますよ。
今の職場に入ったばかりの時に、めっちゃメモ取って「ちょっとでも疑問に思ったこと」をすぐ訊くようにしたら…
先輩から『ゆうさんはメモしっかり取るし、すぐ訊いてくれるから教えがいあるよ』と言ってもらえました。
『教えがいがある部下』といったイメージが付くと
その後の確認・報連相もしやすくなってより仕事がやりやすくなるんですよね。
仕事を実際にやっている時に疑問点が見つかった時も、必ず確認を。
分からないまま進めるのはNGです。
「?」と感じたら、その時点で一旦仕事をストップ。
上司・教育係に確認を取って疑問を解消してから再開するように。
ミスを減らしながら、着実に仕事を覚えていけますよ。
疑問を感じたポイントをメモにまとめて、順番に訊くようにしましょう。
訊く側も頭の中が整理されますし、訊かれる側も正確に答えやすくなりますよ。
コツ⑥:自分用の「業務マニュアル」を作成
今まで覚えたこと、仕事を教わっている時、指示・指摘を受けた時にとったメモをもとに…
『自分用の業務マニュアル』を作ると、ばっちり覚えられます!
覚えた仕事を…
- 一日の流れ
- 一週間の流れ
- 一か月の流れ…
「タイムライン」を意識してまとめるとよりGOOD。
私も、仕事の流れを『もらったマニュアル』『自分でとったメモ』をもとに
オリジナルの業務マニュアルを作っています。仕事の空き時間など利用して作りました。
今でもちょっとわからないことがある時はマニュアルを確認するため、一年経った今でもかなり重宝しています。
「二度手間じゃん…」と思うなかれ!
騙されたと思ってやってみてください。
コツ⑦:仕事が早い先輩や同僚の方法を教わる・まねる
職場内の『仕事が早い先輩・同僚』のやり方を教わったり、真似してみることも仕事を早く覚えるためには有効です。
仕事が早い人の動きを観察してみると『仕事が早くできる理由・ポイント』が見つかるはず。
例えば…
- 移動ついでに次の作業に使う資料を取りに行っている
- パソコン作業のスピードが速い
- プリンタに行く回数が少ない
一見小さなことでも、積み重ねるとかなりの時短に繋がっています。
「学ぶ」という言葉は『まね(真似)ぶ』からきているそうです。
仕事が早くできる人の動きや考えをまねてみることで『効率的な仕事の進め方』が身につきますね。
自分でもできることを少しずつやってみたり、教えてもらったりで活かしていければ最高ですね。
仕事を早く覚えて、自分の価値を最大限に!:まとめ
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
今回の記事はこんな内容でした。
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仕事を早く覚えるために大切なことは『主体性・積極性』を持って取り組むこと。
何もせず待っているだけで仕事を覚えられることはありません。
仕事を効率的に覚えられるとモチベーションも維持できてより良い仕事ができる…プラスのサイクルが作れるね!
仕事を主体的に覚えていける人は、社会的な価値も高くなります。
ポイントをおさえて、効率的に仕事を身につけていきましょう。
それでは今回はここまで。お疲れ様でした!
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