定時で帰ると職場の人から嫌われるって聴いて不安…。
周りの目が不安過ぎて仕事終わっても残業してる。こんな状況もう嫌だ。
こんにちは。
都内で事務職をやっているゆう(@yublog_com_Y)と申します。
『定時で帰る人は嫌われる』
何でや!と突っ込みたくなりますが…今日もどこかで起きています。
仕事が終わって定時に帰ると周りの目が冷たい気がする…。
他の人が誰も帰ってないので何だか帰りにくい。
私も「定時に帰れない職場」に長年いましたが、周りの目はやっぱり怖かったです。
ですが、嫌われたくないからといって「必要のない残業」をしてしまうと…
あなたの時間のほとんどを職場で消耗することになってしまいます。
そこで今回は『定時で帰る人が嫌われる理由』と『嫌われないための対処法』をお伝えします。
周りの目を過度に気にせず・不安にならず
定時で帰れるきっかけを掴めますよ。
自分の時間をしっかり確保できれば
大切な人との時間や趣味や副業にも挑戦できたり…
より充実できるようになるので
是非最後まで読んでみてね!
定時で帰る人を嫌う人を気にする必要なし
結論、定時で帰る人を嫌う人は確かにいますが気にする必要はありません。
なぜなら仕事をきちっと終わらせることができれば、あなたが定時後に何をしようが職場の人には関係ないから。
それに職場の人が「直接あなたに給料を支払っているわけではありません」よね。
あなたの「仕事の先」には誰がいますか?
…少なくとも、上司や同僚ではないよね。
だからこそ、職場の人の顔色をうかがい過ぎる必要はないですし
嫌われたところであまり関係ありませんよ。
定時で帰る人が嫌われる理由・5つ
定時で帰る人はなぜ嫌われてしまうのか。
考えられる理由はこの5つ。
詳しく解説していきます。
手抜きしていると思われる
定時で帰る人が嫌われる…1つ目の理由は
『仕事を手抜きしている』と思われるから。
仕事が終わらず残業が常態化している人から見たら…
定時で帰る人=仕事を手抜き・量を意図的に減らしているように思われている場合も少なくありません。
仕事を手抜き・減らしている→
残った仕事は残業する人に回ってくる→
定時で帰る人のせいで仕事が余計増えた…→
定時で帰る人なんて大嫌い!
定時で帰る人=手抜きする人と認識されると嫌われやすいですね。
サボって丸投げした挙句帰っちゃう人も確かにゼロではないけど
定時で帰る人の多くは『自分の仕事をしっかり終わらせてから』帰ってるよ。
周りの方に迷惑をかけずに定時で終わらせている人まで、ひとくくりにされてしまうのは辛いですね…。
協調性がない人だと思われる
定時で帰る人が嫌われる2つ目の理由は、協調性がない人だと思われてしまうこと。
『周りの人が残業しているのに一人だけ定時で帰る』=仕事に非協力的だと考える人は間違いなくいます。
確かに「繁忙期」や「明らかに終わってない状況」でも関係なく定時に帰ってしまうのは、協調性がないと思われても仕方ありません。
しかし、忙しくない時期やしっかり終わらせている人まで協調性がないと決めつけられるのはちょっと違いますよね。
いわゆる『同調圧力』に近いものを感じるよね…。
やる気がない人だと思われる
定時で帰る人が嫌われてしまう3つ目の理由は、やる気がない人だと思われてしまうこと。
特に残業が常態化している人が多い職場でそう思われがちです。
これは私の話ですが、以前の職場で残業が常態化している社員の方同士の会話を聞いて…ぞっとしました。
俺の部下、今日も定時に帰っちゃったんだよ。
マジか!ゆとりやべぇな。やる気なさ過ぎじゃね?
普通『何か手伝いますか?』とか言うよなぁ…。
そんな急いで帰って何やってるんだかねぇ…。
いや、自分の仕事が終わったから帰ってるだけでしょ。
何で定時で帰る人=やる気がないって話になるんだか…。
この言葉が喉まで出かかりました。(汗)
- 毎日残業している=やる気がある
- 毎日定時で帰る=やる気がない
ひとくくりにされてしまうのは正直辛いものがありますよね。
「残業する人」が評価される職場環境
定時で帰る人が嫌われる4つ目の理由は、定時で帰る人より「残業する人が評価される職場」だから。
仕事のスピードや質ではなく、毎日残業ばかりしている人ばかりが評価される職場環境。
令和の今でもまだあるようです。
個人的には仕事をしっかり終わらせて定時で帰る人のほうが評価されてしかるべきだと感じますが…評価基準は職場によって違いますし、自分では変えられません。
裏を返せば「残業さえしてればOK」だから…
評価を上げるのは難しくないかもしれない。
不要な残業で得られる評価にメリットがあるかどうかは別問題ですけどね…。
常に残業している人から不公平だと思われる
定時で帰る人が嫌われる5つ目の理由は、常に残業している人から不公平に思われるから。
もちろん、残業が常態化している人にも様々な事情があります。
- 仕事が多すぎて定時までに終わらない
- 人員不足で割り振られる仕事量が異常
- 上司のフォローも仕事に含まれている
- などなど
更に…職種や勤務形態によって定時に帰りやすいかどうかもだいぶ違うので、不公平感はどうしてもなくなりませんね。
私が最初に配属された店舗では
売上に対して人員が明らかに少なかったので…
「私含め誰も定時に上がれません」でした。
人事異動で別の店舗に配属された途端、残業が減ったので環境による影響は本当に大きいですね。
とはいえ「自分の状況を嘆き、定時に帰る人にネガティブなことばかり言っている」だけでは何も変わりません。
まずは『定時に帰るためにはどうしたら良いか』を考え、少しでも改善に向けて取り組めるようになると良いですね。
定時で帰る人が嫌われるとどうなるか…
定時で帰る人が嫌われることで、こんな実害もあるようです…。
とはいえ、周りの目を気にした無駄な残業を続けてしまう実害の方が大きいので気にしすぎる必要はありません。
忖度残業のデメリットは後述しますね。
嫌味・嫌がらせをされる
嫌味を言われたり、嫌がらせをされてしまう…。
令和の今でも「定時に帰る人」への風当たりが冷たいのは非常に残念ですが、嫌がらせをしてくる職場は実在します。
例えば…。
- 根も葉もない悪い噂を流す
- 会議などで遠回しに批判する
- 定時直前に面倒な仕事を振る
前の職場で上司から…
「ゆうさんって、こんな売上しか作れないのに帰るのだけは早いんだなぁ」
って嫌味言われたことを思い出しました。
当時の私は上司が怖く自分の意見をしっかり伝えられなかったので
その翌日からずっとサービス残業してましたね…。
毎日3~4時間は無償労働が当たり前。
今考えると異常でしかなかったです。
罵声を浴びせたり、暴力行為を行えば即パワハラになるため…
『遠回しに、法に触れないギリギリラインで』
嫌味や嫌がらせをしてくるケースが多いため、余計にタチが悪いです。
職場によっては評価を下げられる
残業が常態化している人を「頑張っている」と高く評価し、定時で帰る人の評価を下げる。
評価基準を決めるのは職場なので大きなことは言えませんが…正直どうなんだとは感じます。
毎日残業して長時間働いている人が頑張っているのは間違いないです。
それでは定時で帰る人は、頑張っていないのでしょうか。
そんなことはありませんよね。
Aさん:
自分の仕事を効率を考えつつ時間内に着実に終わらせて定時に退勤する。
Bさん:
ダラダラと働き毎日3~4時間残業。日によっては終電を過ぎても退勤しない。
※勤務時間はどちらも9時~18時
同じ仕事量・内容・クオリティと仮定します。
本当に仕事ができると評価されるべき人はどちらでしょうか。
多くの方がAさんだと答えますよね。私も同意見です。
本当に大切なのは「働く時間」よりも「仕事の質」
やっている仕事の中身を精査されないで、ダラダラ働いているだけで評価される…。
仕事を時間内に終わらせるために頑張っていることが誰にも認められない虚しさはありますが、忖度残業より100倍マシです。
職場の評価はこの際置いといて
常に仕事の質も効率化は追求していきたいよね。
定時で帰るメリット・3つ
周りの目を振り切ってでも定時で帰ることでこんなメリットがあります。
職場の人に嫌われる不安からの忖度残業より
10倍近くお得なのは間違いありません!
心身ともに休息できる
定時で帰ると心身ともにしっかり休められます。
余計な残業をしないことで、自分の時間をしっかり確保できるからですね。
退勤してしまえばその後の時間はあなたの自由。
- 美味しいご飯を食べる
- お風呂にゆっくり入る
- しっかり寝る
これだけでかなり気持ちも体も癒やされます。
翌日の仕事へのモチベーションも高く保てますね。
心身をしっかり休めるためにも、定時で帰れるようにしたいですね。
大切な人との時間を確保できる
大切な人(例・家族、友人、恋人など)と過ごす時間を確保できるのも定時退勤のメリットです。
職場に余計な時間を取られないため、大切な人との時間を有意義に過ごせるから。
残業ばかりの日々だと、どうしても「職場と自宅行ったり来たりの生活」になってしまいがち。
無駄な残業がきっかけで、大切な人との関係が疎遠になってしまうのは本当に残念ですよね。
せっかく友人からLINEが来たとしても
返信できるのが深夜、なんてことが続くと…
最終的に誰からも連絡来なくなっちゃうよね。
「気づいたら自分の周りには職場の人しかいなくなっていた」なんて最悪の事態は避けたいもの。
定時で帰れるようになれば、無駄な残業=大切な人との何気ない時間に置き換えられますよ。
やりたいこと・好きなことができる
定時で帰れるようになれば、自分のやりたいことや好きなことができるようになります。
私も月に80時間近くサービス残業していた頃は、心身ともに疲弊していて趣味はおろか家事すらまともにできない有様でした。
シンプルに時間がなくて体がついていかなかったんだよね。
転職や効率化などできることを全力でやった結果…
定時で帰れる日が増え、好きなことややりたいことに積極的に取り組めるようになりました。
例えば…
- 話題のスポットに行けるようになる
- 運転免許を取るため教習所へ通う
- 筋トレ、ボーカルトレーニング
- ブログ開設、金融商品への投資
これらは全て定時で帰れて、初めてできるようになりました。
今の著者を作る礎といっても過言ではありません。
定時で帰る=自分の自由時間が増えるため…
心身を休めてモチベーションを維持したり、大切な人や好きなことに時間を使えます。
過ぎた時間はお金では買い戻せないから
無駄には使いたくないよね。
周りを気にして残業してしまうデメリット
やっぱり定時で帰って嫌われるのは怖い。周りに合わせて必要ない・したくない残業をしてしまう…。
私自身、今も気をつけてないと未だにやってしまうので痛いほどわかります。
それでも、周りばかり気にした忖度残業はデメリットしかありません。
※ブラック企業の場合、残業代を全く出してくれないことは本当によくあります。
サービス残業は一方的に時間と労働力を搾取されるだけなので、今すぐやめましょう。
この3つの共通点は、自分の時間を無駄に使っているということ。
考え方・動き方を変えるだけで定時に帰れるのに「周りが怖くて残業」するのはおすすめできません。
例えば1日2時間残業したとしたら…
1ヶ月(20日換算)で40時間残業していることになりますね。
40時間…。やりたいことにガッツリ使えてたらすっごい有意義だっただろうね。
しつこいようですが、過ぎた時間は戻りません。
『あのとき定時に帰れるようになっていたら…』
後悔するより、今から定時に帰れるよう動き出しましょう。
定時退勤は決して悪いことではありません!
大手を振って定時で帰るポイントは以下の記事でもまとめています。
>>『定時で帰るのは何が悪い?【周りの目が怖くて帰れないあなたへ】』
定時で帰る人が嫌われないためにできること・2つ
とはいえやっぱり職場の人から白い目で見られながら仕事するのは辛い。
その気持ちもわかります…。
定時で帰る人が職場の人になるべく嫌われないために…
今すぐできることはこの2つ。
職場内のコミュニケーションを積極的に
挨拶や上司との報連相など、職場内でのコミュニケーションを積極的に取ることは大切。
なぜなら、意識的にコミュニケーションを取れる人は定時に帰ったとしても嫌われにくいから。
- 周りを全く見ないで自分のやること「だけ」終わらせて黙って帰る人
- 自分のやることは効率的に進めつつ、周りへの声掛け・配慮ができる人
同じ『定時で帰る人』でも、職場内とのコミュニケーションを意識できるかどうかで好感度はだいぶ違います。
黙々と仕事に集中することも確かに必要ですが、進み具合の確認や声掛けを主体的に行うことでも仕事をスムーズに進められますよ。
意識的・主体的に周りに声をかけていく姿勢は上司もしっかり見ているし
高評価に繋がる可能性もあるよ。
仕事はミス・漏れなく着実に
定時で帰っても嫌われないためには、自分の仕事のミス・漏れを極限までなくすことが大切。
理由はシンプル。
ミス・漏れをフォローするために『別の仕事』が発生し、職場の人に迷惑をかけてしまうから。
仕事を終わらせて定時に帰る→
ミスだらけ…→
別の人がミスをカバーするために対応する必要が出る→
その人が残業する羽目に…
一度この流れができると「雑な仕事しかしないのに定時で帰る奴」のレッテルを貼られ、最終的には嫌われてしまいます。
自分の仕事に責任もって全集中!!
ミス・漏れを撲滅しよう。
実際に私がやっているミス・漏れ削減法
とはいえ、精神論だけではすぐに改善できないのも間違いありません。
そこで実際に私がやっている「ミス・漏れを減らすための対策」を共有します。
ポイントは
『優先順位』
『確認の徹底』
『マルチタスクをしない』
この3つだね!
「スムーズに仕事を終わらせる」イコール「雑に仕事を片付けること」ではありません。
基本は効率的に。しかし確認が必要な場面ではじっくり。
自分の仕事に向き合っていきたいですね。
それでも嫌われるのは怖いときは【環境を見直そう】
いくら自分で嫌われないよう頑張ってみても
周りから白い目で見られてしまう。
それどころか、嫌がらせや理不尽な評価までされてもうウンザリ。
ここまで来たら、環境そのものを見直すのも立派な改善策です。
環境を見直すための最大の方法は『転職すること』
転職=働く場所が変わるため、強制的に環境が変わります。
- 仕事を終わらせて定時に帰ってるだけなのに嫌な顔をされる…
- ダラダラ残業してる人ばかり評価されて理不尽…
- 定時で帰ろうとすると嫌味や嫌がらせをされる…
こういった状況は職場そのものが作り出していることがほとんどで、自分ひとりで変えることはほぼ不可能。
私が定時で帰れるようになったのは、転職で働く環境を大幅に見直したから。
定時で帰りたいけど嫌味や嫌がらせをされるのはどうしても辛い。
この際思い切って定時退勤しやすい職場に転職するのも、対策としては大いにありです。
とはいえ自分だけではなかなかピッタリの職場を見つけにくいですし、転職先がブラック企業だったら最悪ですよね…。
そんなときは、プロの目線でぴったりな職場を紹介してくれる転職エージェントを活用することがおすすめ。
思ってもいないところからも紹介されたりするので、効率的に仕事を見つけられるよ!
転職エージェントの活用法、私が実際に利用して
『今の職場に出会うきっかけ』を作ってくれた転職サービスは以下の記事で紹介しています。
>>『【30代向け】転職エージェントのおすすめと使い倒す方法、徹底解説!』
嫌われても気にしない!責務を果たし定時に帰ろう
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
今回の記事はこんな内容でした。
「定時で帰る人は嫌われる」…残念ながら事実です。
それでも、気にする必要は全くありません。
なぜなら自分の仕事をしっかり終わらせて帰れば、職場の人に迷惑をかけることはないから。
定時で帰るために頑張るあなたを
蔑ろにする職場に固執する必要はないよ!
周りの目を気にしすぎることなく、自分の仕事を責任もって効率的・着実に進めていければOK。
必要のない残業で余計に消耗してしまうよりも、きっちり定時に帰って自分の時間を充実させたいものですね。
それでは今回はここまでです。お疲れ様でした!
↓無職でも1ヶ月半で挽回できる!私の転職記録はこちら↓
>>『30代無職女が1ヶ月半強で転職できた方法とは【転職ロードマップ】』
↓働き方・キャリアの見直しをしたい方はこちら↓
コメント