事務職は楽だと聞いたので転職したんだけど、全然楽じゃない…話が違う!
事務職をやってみたいんだけど、自分に合っていなかったら怖い。
ずっと事務の仕事してるけど、我慢の限界…何とかしたい。
本記事はそんな悩みを持ったあなたにお送りします。
こんにちは。都内で事務員をやっているゆうです。
今も人気の高い事務職の裏側を「実際に働いている人の視点」からお伝えします。
働きやすく楽な仕事として挙げられる事務職。
しかし実際に働いてみると想像以上に楽じゃありませんし、結構しんどい…と感じることも。
それもそのはず。事務職は向いている人向いていない人が非常にはっきりしています。
楽なイメージばかりが先行し「本当は事務が合わないタイプ」の人が、
事務職になって短期間で退職…なケースは実は結構あるんです。
「こんなはずでは」「思ってたのと全然違う」と絶望することのないように…
本記事では『事務職が向いていない人の特徴』をお伝えします。
「もしあなたが事務職に向いていないと感じた時」の対処法から、
それでも事務職で頑張っていくためのポイントまで網羅的に伝えるので最後まで読んでみてください。
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事務職は意外としんどいって話
事務職は想像するよりもずっとしんどい仕事です。
なぜならデスクでパソコンを打ったり電話対応だけのシンプルな仕事ではないから。
データ入力や電話対応以外にも細かい仕事が多く、しかも失敗が許されません。
事務職の仕事をざっと挙げるとこんな感じです。
- 清掃
- 電話対応
- メール処理
- データ入力
- 見積書・発注書作成
- 担当社員への伝達
- 来客対応(受付・お茶出しなど)
- 配送物の作成・発送
- 月末・月初の数値管理
- 消耗品の在庫管理・発注
- その他、職場によって違ってきます
作業の一つ一つは単純で地味ですが、どれも重要な仕事。
ちょっとしたミス一つで業務全体の流れが崩れかねないほどです。
細かい作業がとにかく多く、全てに正確性が求められます。
それでいて効率的にテキパキこなさないと、定時退勤もできないんだなこれが…。
残業が少ない(orない)イメージだったんですが、そんなことないんですね…。
「事務職は誰にでもできる楽な仕事」
そんなイメージを持たれていますが、完全に誤解です。
事務職に向いていない人の特徴・5つ
事務職に向いていない人の特徴は大きく5つ。
特に上から3つの項目に全て当てはまったら…
事務職には全く向いていない可能性が高いため違う仕事を選ぶことをおすすめします!
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事務職以外の仕事もすぐに見つかると評判です。
特徴①:同じ作業が苦痛
『同じ作業を苦痛に感じる人』は事務職には向いていません。
なぜなら、事務職は毎日同じ作業の連続だからです。
よほど特別なことが起きない限り、作業の内容が変わることはありません。
優先順位が変わったり、電話などで作業が止まることはあるけどね。
事務職は決められた時間内で同じ作業を黙々と行う日々の繰り返しのため、
変化・刺激のある仕事がしたい人にとってはしんどいです。
裏を返すと一度作業の流れをつかみさえすれば、スムーズに動けるようになるので…
「ルーティンワークが得意」「変化の少ない仕事がしたい」
こんな人にとっては天職とも言えるでしょう。
特徴②:人と話すのが苦手
『人と話すのが苦手な人』は事務職には向きません。
理由はシンプルで、事務の仕事は周りとのコミュニケーションが必須だから。
事務に限らず、会社のような組織で複数で働くときはある程度のコミュニケーション能力は求められますね。
報連相はもちろん不明点を確認したり、状況を共有したり困っている人の手助けをしたり…
とにかく周りの人との声掛けが重要です。
話すことが苦手な人は、確認作業や声掛けができないので上手く進まず一人で抱えてしまいがち。
事務が仕事を溜め込むのはとてもまずいです。
なぜなら「事務が止まる=全ての業務が滞る」といっても過言ではないから。
無理して全部自分でやろうとせず、周りに相談しつつスムーズに進めるべきだよ!
「思うように進められない状況にイライラ」→
「ミスが起きやすくなる」→
「ミスで周りからの信頼がなくなる」→
「職場内に居場所がなくなる…」
事務職が上手く周りとコミュニケーションが取れないと、こんな悪循環にもなりかねません。
『事務職』=誰とも話さずマイペースに黙々作業ができる。
そんな先入観は早めに捨ててしまうべきですね。
特徴③:パソコン作業ができない
『パソコンでの作業ができない人』は事務職を諦めた方が良いレベルで向いていません。
理由は言うまでもなく、事務職=100%パソコンを使う仕事だから。
メール業務から始まり、データ入力、資料作成、売上処理、在庫管理・発注まで…
ほぼ全ての事務仕事でパソコンを使うため、逃げることはできません。
日本企業の多くがMicrosoft Office(Word・Excel・PowerPointなど)を活用しています。
MacやOffice以外の独自ソフトを使っている企業もありますが、パソコンの操作そのものは変わりません。
パソコンを使うなんて無理…と感じる人は、正直お話になりません。
「事務職になりたい」と感じたら…パソコンの基本操作・Officeソフトの使い方はもちろん、
ショートカットキーなどの機能を身に着けてからがスタートラインと断言できます。
私は学生時代と前職で20年以上パソコンを使っていました。
だからこそ、33歳でも未経験から事務職になれたのかなーと感じています。
パソコン操作への苦手意識がある人は事務職には向いていません。
苦手でも使いこなせるよう努力できる人以外は、別の職種を選んだ方が幸せになれますよ。
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特徴④:細かい作業に強い苦手意識がある
『細かい作業が苦手過ぎる・無理な人』も事務職には向きません。
なぜなら事務職は「下準備・確認・報告・共有」がメイン業務で、失敗できないから。
ちょっとした確認漏れや見落としで「業務がストップ」「クレーム発生」など、マイナスな結果に直結することはよくあります。
例えば事務のメールチェック漏れで「本来入っていた予定や締め切り」がスケジュールに反映されてない→結果的に放置…→クレーム発生など、ちょっとしたミスで大きなトラブルが起きてしまいますね。
あとは、資材や消耗品の発注漏れで業務が遅れてしまうとかね…。
確認作業や報告・共有は雑な対応ができないため、細かい作業が苦手な人にとってはしんどいです。
事務職は数字責任がない代わりに、確認・報告・共有など全ての作業に責任が伴います。
自分の仕事がお客様や周りにどんな影響を与えているのを念頭に置いて働いていければ良いですよね。
「事務職=責任の少ない楽な仕事」と思われがちですが、完全に誤解です。
事務職は効率的かつ細やかな作業・迅速な対応を常に求められるため、細かい作業に苦手意識がある方には向きませんね。
特徴⑤:協調性がなく周りに合わせられない
『協調性に自信がない』『周りに合わせられない(合わせる気がない)』
こんな方も事務職には向きません。
なぜなら、ほとんどの事務職は一人だけで完結する仕事ではないから。
例えば、売上データの入力作業は販売実績や伝票が提出されなければできませんし
資材・消耗品の発注などでは、正しい商品番号や個数がわからないと無理ですよね。
だからといって、事務側の独断で動くのは禁物。
不明なことがあったら都度しっかり確認を取りながら動く必要があります。
慣れるまでは結構しんどいんだよね…。
事務職は職場の人とのコミュニケーションや気遣いが必要不可欠な仕事。
常に自分のペースを保てないとイライラして仕事が手につかない…。
こんな考えを持った方にとっては地獄のような仕事なのは間違いありません。
事務職に向いていないと感じたら取るべき行動
「事務職向いていないな…」と感じたら取るべき行動はこの2つ。
打開策①:苦手なことをできる限り改善する
自分の「事務仕事のどんなことが苦手なのか」を洗い出し、無理のない範囲で改善してみましょう。
例えばパソコンが苦手であれば、専門書やネット検索などで操作方法を勉強して身に着ける。
コミュニケーションが苦手であれば、まず自分から挨拶することを意識するなど…
一つでも改善できることで、苦手意識が薄まって一気にやりやすくなることもあるよ!
私も事務職に転職してから、苦手・不得意と感じていたことを改善しました。
- 仕事を溜めてしまいがち→優先順位を意識する
- 見落とし・漏れが多い→単純作業は効率化・チェックに時間をかける
- 誤認による間違った対応→イレギュラー時は上司や先輩に徹底的に確認
ミスや失敗が続いたら「なぜ起きたのか」「どうすれば今後起きないのか」を主軸に、
考えながら動いていけば『具体的にどう改善できるか』が見えてきますね。
苦手なことを少しでも改善できれば、その後の仕事が嘘のようにスムーズになるケースもあります。
まずは「自分はどんなことが苦手か」「なぜ苦手なのか」「どうすれば改善できるか」を突き詰めてみましょう。
打開策②:別の業種への転職を検討する
自分で改善しようと動いてみても、事務職への苦手意識が拭えない場合は…
別の業種への転職を検討しましょう。
理由は非常にシンプル。
『いくら頑張っても苦手意識が拭えない=全く向いていない仕事』だから。
向いていない仕事を無理に頑張っても結果は出ませんし、心身ともに疲弊する一方です。
自分に合った仕事・職場に変えた途端、一気に活躍できるようになることもよくあります。
私は営業職をやっていたこともありましたが、
全く適性に合わなくて一年半で辞めることになりました…。
その後は自己分析を徹底的に行い、事務に適性があることがわかったので迷わず転職しました。
あなたが例え事務職に向いていなかったとしても、得意を活かせる仕事は必ずあります。
「事務職向いてない…改善してもダメ…」
そう感じたら、まずは転職サイトか転職エージェントに登録するなど…具体的に動いてみましょう。
私が転職活動で実際に活用~内定を頂いたサービスはこちらの記事で詳しく紹介しています。
>>『【30代向け】転職エージェントのおすすめと使い倒す方法、徹底解説!』
事務職は誰でもできる仕事…ではない【まとめ】
最後まで読んでいただきありがとうございます。
本記事で伝えたいことは以下でした。
事務職は『向いていない人の特徴』がはっきりしています。
「事務職=誰にでもできる楽な仕事」ではないことに改めて気づきました。
正直な話『誰にとっても楽な仕事』はこの世にありません。
転職したいと思ったら、まずは自分に向いている仕事は何かをしっかり掴んでおきたいですね。
本記事があなたの仕事探しの役に立てていたなら何よりです。
それでは、今回はここまで。お疲れさまでした。
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