ネットとかでよく「モンスター社員がー」って話をよく見かけるけど、本当にそんな人いるの?
少なくとも私は見たことないです。都市伝説ではないんでしょうか…。
都市伝説ではありません。
モンスター社員は実在します。(断言)
こんにちは。ブラック企業で12年程使い潰された女・ゆうです。
これまでの会社員人生で色々な人と出会いましたが、そのうちの1割~2割はモンスター社員でした。
(※著者の体感ベース)
本記事は私がこれまで出会ったモンスター社員の中で『特にヤバい話』に絞ってお伝えします。
むしろ実際に関わり、迷惑こうむった私自身が『ネタであって欲しかった…』と思いながら当記事をまとめました…。
万一あなたがこの先モンスター社員に出会ったとしても過剰にビクビクせずに済みます。
適切な対応ができるきっかけがつかめるため、是非最後まで読んでみてください!
私が出会ったモンスター社員のヤバい言動・3選
早速本題に入ります。
15年超の会社員人生の中で出会った中で『ひときわヤバいモンスター社員の言動』はこの3例。
イカれたメンバーを紹介するぜ!的なノリですが、実際目の当たりにするとそのイカれっぷりがよくわかります。
…いや。そんな人たちに会わないまま人生を終えられた方が余程マシでしたね。(苦笑)
①超絶!学歴コンプレックスこじらせおじさん
まず一人目。
『学歴コンプレックスこじらせおじさん』
私が新卒入社した会社で出会ったモンスター社員です。
【こんな人】
- 最終学歴は高卒
- 著者より10歳ほど年上
- 自身の作業スピードはかなり速い
- マネジメント力が高く、会社からの評価も高め
【生態】
- 重度の学歴コンプレックス持ち
- 自分より最終学歴が高い部下・後輩を徹底的にいじめる
- 彼のせいで早期退職を余儀なくされた人はたくさんいる
私は「最終学歴が大卒」という理由だけで暴言やハラスメントの対象にされましたね…。
具体的にはどんな実害を被ったかと言いますと、
「お前は良いよな。4年間も無駄飯食ってられたんだから!」
って笑いながら言われたときは流石にこたえたよ。
人の苦労も知らずによくそんなこと言えたよねって悪い意味で感心したわ。
ちなみに著者がいた以前の職場は最終学歴で昇給テーブルが異なります。
今思えば、これが彼の学歴コンプレックスの原因だったのかもしれません。
高卒の自分がいくら頑張っても大卒の後輩社員より昇給しにくいやるせなさ。
状況によっては、長年かけて積み上げたポジションをあっさり奪われてしまう不安感。
辛い気持ちはわかります!…が。
だからといって大卒の部下や後輩を徹底的にいじめて辞めさせるのは違いますよね。
これはあくまで私個人の意見ですが…
彼が本当に戦うべき相手は自分自身だったのではないでしょうか。
「昇給テーブルが最終学歴で決まる職場のシステム」に納得いかないのであれば、上層部に進言するなり学歴が一切関係ない職場に転職するなり…。
いくらでもやりようはあったはずです。
学歴コンプレックスをこじらせているところを除けば、彼は本当に仕事ができる人でした。
それこそ履歴書にいくらでも書けそうなぐらいの実績もあったし、長年主任をやっているから上層部からも目をかけられているみたいだったしね。
仕事はできて実績も評価も順調に挙げられているのに、戦うべき相手を間違えたが故に厄介なモンスターに変貌する一例でした。
②唯我独尊!自己中×ぶりっ子×暴力おばさん
二人目は『自己中×ぶりっ子×暴力おばさん』
彼女も私が新卒入社した会社で出会いました。
もしかして、ゆうさんの最初の職場はモンスター社員在籍率高いのでしょうか…。
確かに、私の最初の職場にはたくさんのモンスター社員が在籍していました。
ぶっちゃけ、ブラック企業はどこもこんな感じなのではないでしょうか…。(苦笑)
【こんな人】
- 事務担当の正社員
- 著者より10歳ほど年上
- 年齢を感じさせないほどの美人
- 外面は良いので社歴短い人やお客様受けは良い
【生態】
- 感情・本能のままに生きている
- その時の機嫌次第で態度をあからさまに変える
- 好き嫌いがはっきりしており嫌いなタイプの人間は徹底的に攻撃する
私が彼女から受けた実害は「入社数日で嫌われ、徹底的にいびり倒される」でした。
ちなみに嫌われた理由は今でも不明です。
具体的にはどんなことをされたかというと
彼女が嫌っている社員と事務所で話している時突然キレてゴミ箱蹴っ飛ばしてるのも見たよ…。
その他、電話ガチャ切りや書類をデスクに叩きつけるなど八つ当たりの数々。
虫の居所次第では人前でも平気で暴力に訴えてくるのでかなりヤバいと感じていました。
確かに仕事がうまくいかなかったり嫌なことが起きると、イライラして人や物に当たりたくなる気持ちはよくわかります。
しかし『八つ当たりしたい気持ちをぐっと堪える』のと『イライラしたら所かまわず当たり散らす』では事態の深刻さが全く違います。
彼女はまさに後者のタイプで、社歴の長い人たちからは当然のように嫌われていました。
機嫌を損ねると面倒くさいため、腫れ物を触るような態度を皆が取っていたので空気はかなり重かったです。
- 「嫌い」認定した相手には徹底的に攻撃する
- イライラしたら人や物に平気で八つ当たりする
上記ポイントだけでも十分に性質が悪いのですが、彼女は更に変身を残しています。それは…
『彼女的に好き・評価に値する人間にはすごく優しくなる』こと。
たとえ一度は嫌~な態度を取った相手でも、彼女の中で評価が変われば手のひら返し。
前述の通り、私は当初彼女に嫌われひどい態度をされ続けてきました。
しかし入社から3年程経ち、売上・利益目標を達成できるようになった途端…まるで今までのことが嘘のように優しくされるように。
ゆうちゃん♪(^^)
遅くまで毎日頑張ってるね!お菓子あげるよ!
何か手伝うことある?なんでも言ってね♪
えぇぇ…。
今までの酷い態度との落差に戸惑うばかりでした。
それにまたいつ元に戻るかわからないので、私が別の支店に異動するまで全く信じられませんでした。
彼女を一言でまとめると『自分を中心に世界が回っていると本気で信じている系の方』でしょう。
巻き込まれる側からしたら本気で勘弁してくれとしか言いようがありませんが、
当人的には「感情のまま・わがままに振る舞える」ってことで…。
ある意味ストレスフリーな働き方を実現できていると解釈できなくないのが何とも言えません。
逆にそのメンタルを見習いたいところではありますが、ここまで振り切るのは流石に無理です。はい。
③自分のことは棚上げ!あら探しガール
三人目は『自分のことは棚に上げまくった上であら探ししてくる後輩』です。
彼女は私の今の職場で出会いました。
【こんな人】
- 著者より一回り以上年下
- 著者の後輩で同じ業務を担当
- 仕事への責任感は強いが作業スピードは超遅い
【生態】
- 失敗を極度に恐れ作業にすごく時間をかける
- ミスが全くない仕事(本人基準)を他人に強要しがち
- 仕事がなく暇なときは真っ先に誰かのミス・見落としを探し出す
- ミスの深刻度は完全無視でバンバン指摘(忙しい時をわざと狙う)
私、現在進行形で彼女のあら探しターゲットに認定されています。
出勤がかぶる時は「今日は何を言われるかしらねぇ」と戦々恐々(笑)としています。
具体的にされていることはこんな感じです。
もちろん、ミスや抜け・漏れを指摘してくれるのは非常にありがたいです。
その後の大きなトラブル発生やクレームなど、信用低下を未然に防げるわけですから。
ただ…仮に放置しててもトラブルにつながる可能性が0.01%もないようなものから『個人的に気に入らないだけ』なものまで、同じ熱量でネチネチ言い続けるのはどうなんでしょうか。
例えば「発注が漏れている」「納期を間違えている」とか、明らかに業務に支障が出るレベルの間違いはいくらでも指摘して良いと思いますよ!
トラブルを未然に防いでいるわけなので、むしろ大感謝です!助かってます!
【面白くなってまいりました🤭】
— ゆう🐦普通に働け (@yublog_com_Y) August 22, 2022
絶対に誰も突っ込まねえだろコレ的なポイント(上司や同僚は勿論取引先も…)をわざわざ探し集めてきてご指摘くれる後輩様最高☺️👎
何か『前から気になってたんですけど…』的な感じの枕詞使われたので『次からは社内LINEで言って良いよ😇✨』と返しました😎
しかし、彼女のありがたいご指摘はそれだけにとどまりません。
『納品済印が文字に数ミリかぶっている』『字が読みにくい』『(2ヶ月以上前に対応済案件)報告書の画像が気に入らない』など…。
よく見つけてくるなー…と舌を巻くレベルで色々と見つけてきます。
「個人的に気に入らないだけ」の事柄までミスと同じく指摘して来たときは流石に頭を抱えました。
彼女的には「周りをしっかり見てミスを防いでる!職場に貢献している私♪」と心の底から思っている+「気に入らない奴(私)を職場から排除する」気持ちであら探しに勤しんでいるのでしょうか。
>>正直、理解しにくい心理ではあります『職場であら探しする人の特徴・心理・対処法』
何にせよ、業務時間中にあら探しなんてする暇は本来ないはず。
『あら探し=業務ではない』『自分が同じことされたらどう思うか』を想像していただきたいです。
私も変なあら探しを二度とされないよう、効率化はしつつミスを減らす努力を続けていかねば…!
気を引き締めて今後も業務にあたる所存です。頑張るぞ。
モンスター社員に出会ったら【できる限り逃げろ】
ここまでで私が実際に出会ったモンスター社員のエピソード(脚色あり)を紹介しました。
モンスター社員は色々な職場にいますし、上記で語ったケースよりも格段にヤバい奴も存在します。
もし、モンスター社員に遭遇したらできる限り逃げてください。
モンスター社員の共通点は『話が通じない』『改善は99.9%無理』
どんなタイプでも例外はありません。
周りの人の意見はさておき、自分の感覚で『こいつヤバ過ぎて無理…』と感じたら…
こっそりモンスター認定してしまって差し支えありませんよ。
モンスター社員に出会ったら必要以上の関わりを持たず、適切に距離をとることが大切です。
話し合いやコミュニケーションで分かり合える・改善できると勘違いしたら、痛い目見ます…。
著者は上記の3人と何とか仲良くするために挨拶や雑談など試みましたが、結局被害はおさまるどころか酷くなる一方でした。
むしろモンスター社員ばかりで、分かり合えそうな人が職場に一人もいない…。
そんなブラックな環境に置かれている場合は、転職~退職を視野に入れた方が改善は早いです。
>>環境そのものを変えることも立派な改善!『30代向けおすすめ転職エージェント』
決して分かり合えない人には近寄るべからず【まとめ】
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
本記事で紹介した3人のモンスター社員は、ぶっちゃけた話ほんの一例に過ぎず…
星の数ほどたくさんいるモンスターに振り回されてばかりでは身が持ちません。
仕事に限らず人生で「決して分かり合えない人」に出会うことはよくある話。
過度に関わり心身を消耗させるよりも、必要な時以外は近寄らないことも立派な戦略です。
『こんなモンスター社員、本当にいるんだ…』と身震いするもよし。
『うわぁ!振り回されてて可哀想!』と休憩時のひと笑いにするもよし。
『うちの職場のモンスター社員を撃退する!』対策を練るきっかけにするもよし。
どんな形であっても、本記事があなたの役に立ってくれていると嬉しいです。
それでは今回はここまでです。お疲れさまでした。
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