こんばんは!ゆうです(^^♪
今回の記事は、『不安解消の手段』としての保険の考え方を具体例を交えてお話したいと思います☆
『保険の考え方』の記事の補足記事になりますので、あらかじめ読んでいただくとよりわかりやすくなりますので是非どうぞ♪
この記事でも触れましたが、保険を考える上の2つの大きなポイントは
- 不安解消の手段としての保険
- 希望を実現するための手段としての保険
でしたね。もしもあなたが保険について考える時に…「この保険はどんなことをするための手段なのか」と考えること。この先の不安を解消するためなのか、自分の希望や目標を実現するためなのか…2つの分かれ道があると思ってください。
そこまで考えていくことが出来たら、あとは更に掘り下げて「自分にとっての保険をかける目的」をはっきりさせます。
今回はこの2つのポイントの『不安解消の手段としての保険』の考え方の具体例、第二弾をお送りします♪
第一弾はこちら☆
今回も「わかりやすさ」「考えやすさ」に気を付けて書いていきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね☆
不安解消の手段のための保険の選び方ケーススタディその2
では早速本題に入ります。これから先の人生設計を考えるにあたっての不安…例えば、「一家の大黒柱」が万が一亡くなってしまったら…、大きな病気やけがで一定期間入院をすることになってしまったら…。こんな感じです。
『生命保険』はそんな万が一に、保険金や給付金を受け取れるようにすることで備えることが出来ます!
前回のケースでは『今まで保険に入ったことのなかった20代のカップルが、結婚を機に検討していきたい』ということでした。
今回はちょっと違って、『既に生命保険に加入しているんだけど…?』的な場合はどう考えていけば良いか…そんなケースのお話をしていきますね。
※この具体例内に登場する人物、年齢、家族構成などは全てフィクションです。
case.2 保険には入っているんだけど、自分の保険ってどうなの?
若い年齢の時に保険会社の営業の方から勧められて、「あまりよく分かっていないままに契約してしまっている」ケースってまだあるみたいですね。
こんな感じの『社会に出たての、お金のことなどあまりよくイメージ出来ていない人』に『よく分からないままに契約させる』ケースって…保険会社の営業成績の為だけにお客様の希望に沿っていない保険を契約させるって場合もあり得るんですよね。
…今では法律的にもNGではあるのですが、いつになったらそういう保険販売の方法って無くなるんですかね。(-_-)(-_-)(-_-)
と、元・保険屋の私としては思うところがバリバリにあるケースなんですが、本題から大きくそれてしまうのでこの話はまた別の機会に…
保険に関係する法律として【保険業法】というものがあります。保険提案や販売に関してを取り締まる法律です。お客様(加入者)保護の為です。…補足でした。
現状を把握する(加入中の保険の状況)
基本的には『不安解消の手段としての考え方』をそのまま当てはめて考えるのですが、今回のケースでは既に加入している保険があるので、まずはそこから掘り下げていきます。
「」内はこの男性の考えです。
新入社員の頃というと、何歳から保険に入っていることになりますか?「大卒なので22歳ですね」
若いうちからしっかり保険入ってて凄いですね「いや、保険会社の人に勧められただけですね」
ということは、今自分がどんな保険に入っているかって把握している?「正直なところあまり」
保険料はいくらぐらい払ってるかわかる?「確か、一か月に2万円程でした」
つまり今の状況って…自分が何の保険に入っているのか把握できていなくて、毎月2万円程保険料が引かれているってことなんだけど、そのことについてはどう思う?「…ちょっと怖いですね」
ここまでで、一旦彼の状況を整理します。
- 毎月2万円程の保険料を支払っている
- 保険会社の人に勧められるままに加入しているので、自分でも保険の内容についてあまり把握できていない
そんな状況です。言い換えると、
『人の勧められたものにそのまま加入した保険=自分で選んだものでない、何が何だか分かっていない保険に毎月2万円近くの保険料を支払い続けている』
ということです。彼の言葉を借りるならば…本当に怖いです。 まずはこの状況を把握することが大事なことなんです。
『不安解消』『問題解決』の第一歩は、現状把握からです!状況が把握できたところで次のステップに進みます♪
加入中の保険の棚卸しをする(保険証券の確認など)
「自分の保険なのに、何もわかっていないのって本当に怖いですね。毎月2万円、10年以上も払い続けていたなんて、もったいない気もします。…ただ、ここから先をどうしたら良いのか」
確かに、ここから先をどうしたら良いかは一人では判断出来かねるところもありますね。
次に行うことは、『今入っている保険の内容を確認して、今の状況に必要かそうでないかの棚卸し』です。
加入中の保険を確認するには
そこで必要なものは『保険証券』や『ご契約内容の確認書類』など…保険の内容が詳しく載っている書類です。
その書類を見て、保険の内容を確認するのですが…正直、書かれている言葉が「わざと難しくしているんじゃないか」ってレベルで分かりにくいので、自分では確認できないケースが多いです!
私も一年半ほど保険の仕事で色々なお客様の保険証券を分析しましたが、ある程度の専門知識が無いと難しいなと感じています。
な、もんで…「加入中の保険の棚卸し」に関しては、詳しい人に教えてもらったりプロの手を借りたりした方がだいぶ楽ですよ。
例えば、こんな方法があります。
- 保険やお金の知識がある家族や友人に確認してもらう。(おすすめ度★★)
- 「ほ〇んの窓口」のような無料保険相談窓口で保険証券分析をお願いする(おすすめ度★)
- ファイナンシャルプランナーに保険証券分析を依頼する(おすすめ度★★★)
この三つの中で、自分が活用しやすい方法で行ってみてください(*^-^*)
※後日、「ほ〇んの窓口」のような保険代理店についての記事を書いていきたいと思います。
このケースの彼の場合は
簡単に説明しますと、加入した年齢22歳~男性が亡くなるまでの100万円の死亡保険+加入した年齢の22歳~10年間の間に、こんな風にお金を受け取ることが出来ます。
- 彼が死亡したら遺族に1,700万円の死亡保険金がある
- 彼が三大疾病(がん、急性心筋梗塞、脳卒中)になって各保険会社が定めた状態になったら300万円の保険金がある(この場合の受け取り人は彼)
- 彼が病気や怪我などで体に障害が残るor要介護状態になる(障害度、介護度は各保険会社の定めたもの)と800万円の保険金がある(この場合の受け取り人は彼)
- 彼が病気や怪我などで入院をすることになったら、一日につき1万円の給付金がある(この場合の受け取り人は彼)
『10年更新型』とありますが、これは彼が33歳になったら自動的に「同一の内容・同一期間」で保険が更新される、ということです。10年ごとに更新されて、最終的には80歳まで更新できます。
10年経過して更新するたびに保険料が高くなります。これは「年齢の上昇に従い、入院や死亡リスクが高まるから」という保険会社の考え方です。上がる目安はおおよそ1.2倍~1.5倍程度です。
このケースはあくまでも一例ですが、『保険証券』などの保険の書類があれば、こんな風に内容を分析することが出来て、必要か必要でないかなど今後の方向性を考えていくことが出来ます。
棚卸し~方向性を考えていく
彼が加入している保険の内容が確認出来たところで、次は方向性を考えていきます。
今入っている保険の内容についてはこれで理解できた?「よくわかりました」
今、そんな感じの保険に入っているんだけど、どう思う?「色々としっかり入っているなって思ったのと、保険料がこれから先も高くなることが気になります」
今の月2万円の保険料から更に上がるのが気になるってことだけど、どう気になる?「これ以上負担が大きくなっちゃうと生活や貯金が出来なくなるので気になります」
今は独身ということだけど、家族に1,700万円の保険金を遺すことについてはどう思う?「ちょっと多すぎるかもしれないです。結婚したらそれぐらい必要かもしれませんが、今はそんなには」
今の状況では死亡保険に関してはそんなに要らないってこと?「そうですね。結婚するまでは要らないと思います」
入院の保険や三大疾病の保険はどう思う?「入院と三大疾病はこの先も必要かなと思います。ただ、これも10年で更新がかかるのでそこはちょっと」
ここまでの話から、方向性をまとめる
- 更新で保険料が上がることが気になる
- 現状は死亡保険金は不要と考えている
- 入院と三大疾病の保険は必要だと思っているが、更新が気になる
『更新の無い終身タイプの医療保険、三大疾病の保障がついた保険』『保険料を抑えたプラン』に見直す方向性が良いのではないかと考えられます。
見直す方法としては、複数の保険会社の商品が比較できる方法が最も「自分の考え、目的に合った保険」を見つけることが出来ます。
例えば、複数社の取り扱いのある保険代理店で見直しをするなどの方法があります。複数比較が大きなポイントになりますので、ぜひ活用してください!
不安解消の手段のための保険の選び方ケーススタディその2 まとめ
ここまで読んでくださってありがとうございます!
『生命保険』を効果的に活用する、その為の具体的な考え方について書かせていただきましたが、いかがでしたか?
今回は、加入中の保険がある方向けのお話をさせていただきました☆
新しく保険に加入するよりも、流れが増えておりますが、どれも大切なことです。
自分の状況をしっかり把握→加入中の保険の棚卸し→必要・不必要などの確認、今後の方向性の決定→保険種類、商品の選定…
こんな流れで進めていくことが出来れば、「自分に合った、無駄の少ない保険」を考えることが出来将来への『不安を解消する』ことへの助けになることが出来るでしょう!
それでは、今回はここまで。また次回お会いしましょう☆
コメント